前回、プレーのペースの事を書きましたが、22クラブで習った通り「スタート時間」がプレーのペースを表しています。今一度、スタート時間から考えて見ましょう。
通常、スタート時間は「6分~7分間隔」ですね。
つまり、6~7分後に次の組がティーショットを打てるようなペースでプレーを進めなければ後続組を待たせてしまうことになります。
アマチュアゴルファーのティーショットを仮に250ヤードとします。・・とすると6~7分後には250ヤード以上ティーインググラウンドから離れた所に移動していなければ、後続組がプレーを始めることが出来ないことになってしまいます。
そして、後続組が第2打を地点に来て打ち始めるのは5~6分後ですから、その時にはグリーンが空いていなければまた、待たせることになってしまいます。つまり、PAR4のホールではティーショットからホールアウトまでの時間は11~12分と言うことになります。PAR3では、8~9分、PAR5では14~15分くらい・・・。
■ハーフ9H=2時間6分 (1ラウンド=4時間12分)
• PAR3の所要時間9分×2H=合計18分
• PAR4の所要時間12分×5H=合計60分
• PAR5のの所要時間15分×2H=合計30分
• ホール間の移動時間・・・・・・・2分×9H=合計18分
合計126分=2時間6分となります。
このペースでプレーをすることこそプレーヤーのエチケット・マナーな訳です。22clubで「学んでいる皆さん!」もう一度、このことを頭においてみんなでプレーを楽しみましょう!
・・・・・・・・・・・
ゴルフ規則第1章にも以下のように書いてあります。
・プレーの準備
プレーヤーは自分たちのプレーする順番になったらすぐにもプレーできるようにしておくべきである。
また、パッティンググリーン上やその近くからプレーするときは、プレーヤーはそのパッティンググリーンから次のティーへ移るときに早く行ける手近な所にキャディーバッグやカートを置いておくようにするべきである。そして、そのホールのプレーが終わり次第、プレーヤーはすぐにパッティンググリーンを離れるべきである。
・紛失球
球がウォーターハザードの外で紛失したかもしれない、またはアウトオブバウンズ(OB)であるかもしれないと思った場合には、プレーヤーは、時間節約のため、暫定球をプレーするべきである。
球探しをしている組は、探している球がすぐには見つかりそうにないと思ったら、後続の組にプレーを続けて先に行くようすぐに合図するべきである(球を5分間探した上、その後でプレースルーの合図を出すようなことのないように)。後続の組を先に行かせたら、その組のプレーヤーたちがパスして行って球の届く範囲外に出るまで、プレーヤーはプレーしてはならない。
・・・・・・・・・
プレーに不慣れな時期には、グリーンにたどり着いた時に「持っていたクラブ」や「パターカバー」は、次のティーグラウンドの方へ置いておくこと。とは言っても初心者のころは「次のホールが、どこか?」なんて分かりませんよね?少なくとも「カートの方のグリーン外に置いて置きましょう!」そうすれば、パッティング終了後に「置いたものを拾いながら」スムーズにカートに乗ることが出来ますね。後続組が迫っている場合には「置いてあったクラブ類」はキャディーバッグに戻さずに「手に持ったままカートに乗り」すぐに発車するようにしましょう。
「コース実習会」に参加して「しっかりと学んで置くこと!」…そうすれば「君は、マナーがイイね!」「プレーが早いね!」などなど「お褒めの言葉が頂けるかも!」
プレーのペースは・・・
コメントを残す