今回の投稿は、ちょっと厳しいかな?でも、一読の価値はあると思いますよ!
これで「コースマネジメント」は一旦終了です。また、機会を見て続きをご披露しますね。
皆さんのショットの上達は22クラブの担当の先生と良く相談して、頑張って下さいね!
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ゲームの管理戦略 by Chuck Cook
第1のルール―できないことをしようとするな
ビギナーが使いこなせもしないクラブを使おうとしたり、中級プレーヤーができもしないショットを試みたり、上級プレーヤーが完全に無理なターゲットを狙ったりするのを目にすることがある。
例えば、我々の行った研究によれば、グリーンから150ヤードのとても良いライから1/2の確率で中くらいのサイズのグリーンにのせるには、ハンディが10以下でないといけない。ところが、一般のプレーヤーには、グリーンをミスした場合の影響―どんなトラブルに巻き込まれ、そこからのリカバリーショットがどんなに難しいか―を全く考慮しないで、このくらいの距離(あるいはもっと遠いところ)からグリーンを狙うプレーヤーが多すぎる。
他のテストでは、少なくとも時速85マイル(≒38m/sec)のクラブヘッド・スピードを出せないのなら、ドライバーより3番ウッドのほうが空中の飛距離を出せることも明らかになっている。しかし殆どのプレーヤーは、使える時にはいつもドライバーを使いたがる。
上級プレーヤーの場合、12フィートぐらいの距離からパットをきめるのは40フィートからのパットとほぼ同程度に難しいことがわかっている。従って、上級プレーヤーは、12フィートの範囲内での自分のパット数をチェックしなくてはならない。その範囲内でのパット数が少なくないなら、多くのパットがカップインすると期待してはならない。「グリーンにはよくオンするんだが、パットは駄目だ。」と優秀なプレーヤーが言うのを耳にすることが多いが、大抵の場合、問題はパッティングにあるわけではない。ベン・ホ一ガン(Ben Hogan)がかつて言ったように「もっと近くに寄せよ」。
ビギナーとはハンディが25似上、中級は12~24、上級は12以下のプレーヤーと定義する。もちろん、これらの範囲内にも各人の能力レべルがある。
ビギナー(ハンディ25以上)は、ドライビング・クラブ(通常5番ウッド)とプレーイング・クラブ(通常5番(※現在は6番かな?(山))アイアンの使い方、及びショ一トゲーム・システム(通常7番アイアン、サンドウェッジ、パターを含む)を学習することは、第1のルールである。進歩するにつれ、これら3つの領域に順次クラブを増やしていく。但し、進級はコースで実用化する前に、練習場で、より扱いの難しいクラブを打てる能力を身につけることを前提とする。言い換えるなら、クラブ自身にコースヘ到る道を切り拓かせるのだ。
中級プレーヤー(ハンディ12~24)は、基本ショットをひとつ学習し、コースをまわる間ずっとそれを試みてみるべきだ。フックやスライス、高いショットや低いショット等の、テクニカルなものを試してはならない。ただひとつのスイング、ただひとつのショットを一貫して保持する。技能が上達したら、手持ちのショットに順次新しいショット(練習で証明済みとなったもの)を加えていこう。
上級プレーヤー(ハンディ12以下)は、ショットメーキングの基本、様々な形状や弾道を描くショットをする能力、いかなる状況でもプレーできるための知識を学習しなければならない。上級プレーヤーには提唱する。「嫌いなショットを練習し、好きなショットでプレーせよ。」