先日、堀江先生との打合せの時「コシ>コシやコシ上ワンレバーの必要性を中々、理解して貰えなくて・・・」とか、BIのスタッフ会議では武田先生からは「コシ上ワンレバーのレッスンが難しいですね・・・何か良いヒントはありませんか」など、レッスンに関する提案がありました。皆さんに役立つように「熱心に取り組んでいる姿勢」が嬉しいですね。22クラブでは練習機会やラウンドの回数が少ない方々にも、ゴルフをシンプルに整理する事で「ゴルフを楽しんで貰えるようにしよう!」と考えているからなのです。
そこで、私からのコメントは、「もしかすると、それらのショットに必要性を感じるようなコースに行っていないのかも知れないね」・・・「どういう事ですか?」
まず、コースのレイアウトの違い・・・古いコースはフェアウェイの左右にある林(林帯)がゆとりをもって作られています。木々が密集して、奥行きも深いのですが、最近のコースは林が浅く、すぐにOBゾーンになっていたりします。これはコースを作るときの「土地選び」の差でしょう。古いコースは「ゆとり」のある比較的平らな土地を探したものですが、バブル期前後はゴルフ場乱立で「ゆとりが無いか、高低差のある土地」に作られている場合が多い。コースガイドなどを見ると古いコースは「36万坪」など30万坪台ですが、新しいコースは「20万坪台」です。単純に考えれば1ホール当たり1.5倍の広さの差がある。これが林帯の広さや隣のホールとの区切りの広さの差になる。
当然、低いボールで林から脱出して次のショットを有利にする技術が常に必要になる訳です。
「コシ>コシやコシ上ワンレバー」のような小さなスイングで、低く、ランを使い、距離も出すことが出来なければスコアが作れないし、フェアウェイを少し外しても枝がセリ出していて、低く打たなければならない場合が多く発生する。さらに、「ボールを曲げる」ことも要求される場合も。
でも、そんなショットよりも傾斜のあるコースで「役に立つ」ことの方が優先なのかもしれないね。キャンプアンケートでも「傾斜からの打ち方のリクエストが多いものね。・・・・会員の方々と良く話すことが大事だね!」・・・「でも、これらのショットは、必ず役に立つ時が来るはずですから、しっかりレッスンしておこう!」・・・・これからも先生達とこんな会話が続くでしょう。
コースによるネ!
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