今日8月22日誕生日からイヨイヨ64歳です。
何でイヨイヨなのかと言いますと・・・もう28年も前の話ですが、NGF(米国ゴルフ財団)のインストラクションセミナー:サンディエゴの【シンギング・ヒルズCC】に行った時に出会った「ミルウォーキーカントリークラブのヘッドプロ:のマニエル・デ・ラ・トーレ氏」の衝撃のインストラクションを今でも忘れません。
テーマは【ゴルフは、シンプルに、イージーに学ぶべき】でした。2時間の室内講座では、小柄で縁なしのメガネ、白髪まじりの髪、ゆったりとした口調・・・まるで、大学教授のような彼の理論に引き込まれました。一つ一つの言葉はとてもわかり易く、私にも良く理解できました。
昼食の後、ドライビングレンジでのレクチャーでは、まずおもむろにキャディーバッグから分厚いドル札の束を取り出して「皆さん!私は皆さんの為に本日ここに呼ばれました!」「皆さん、遠慮なく何でも聞いて下さいね!」と・・・。(カッコいいな~!と、まず感激)
その後は「先ほど学んで頂いた通りに・・・」とスイングを披露。美しいな~、ホントにシンプルだな~、簡単そうにやってのけるんだな~と、2番目の感激。
ある参加者から「5Wで低いフェードと高いドローを打って見せてくれませんか?」との質問に「イエス・サー」と「サー」付けで答えた時が3番の感激。(紳士なんだな~)
そして、「エイミングは・・、グリップは・・・こうして・・・両手を右肩の遥か彼方から左肩の遥か彼方に持って行くだけですよ!」と低いフェードと高いドローを見事に打って見せてくれました。ここで、NGFジャパンの宮田代表と「鳥肌が立ったね~、凄い!」と顔を見合わせた事を思い出します。これが第4番目の感激。
究極は「左下がりからのロングアイアンもスイング、考え方は同じですか?」との質問にまた「イエス・サー」と言いながら、デモをしていたティーグラウンドの端の傾斜面に移動して見事なフェードボールで200ヤード先に打って見せました。「クラブは?」の質問に「スリー・アイアン!」と軽く言ってのけた時が5番目の感激でした。そして「あなたは64歳ですよね!」の質問に講座の最中にメモが間違えていた事に気付きました。私のメモには「46歳」と書いてあったのです。「え~っ!64歳!」・・・これで私の感激はピークを迎え・・・・「私にも、あと28年あるな!彼が私のインストラクションの目標だ!」と決めた瞬間でした。
この時、心に誓った目標を目指してインストラクションをして来ましたが、私は一つだけ間違いを犯しました。殆どの時間を「社長業を兼務」した事です!芸術には「数字」は必要ではありませんからね!
でも、今は先生方が殆どの事をこなしてくれていますので、この64歳の1年間を夢の実現に向けられそうです!??????????
今日から1年間は
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