肉体と精神の切り売り

崔 洋一(さい よういち))映画監督・脚本家・俳優の言葉・・・『教えるということは、肉体と精神の切り売りをしなきゃならない。』・・・私の信念にして来た言葉です。
40年余りのインストラクター(指導者)人生は、もう少しで終了です。
思い出すのは、師匠に「インストラクションを始めようと思います」とご挨拶に行った時のこと。「お前は、自分のゴルフを捨てる覚悟はあるのか?」でした。「人に教えると言うことは、自分のゴルフを押し付けていけない!」「100人、100通りの方々がいる。」
「真っすぐ、遠くにボールを打ちたい!」・・・これが習う人の「望みだ!」だから指導するためには「クセの強いスイングも真似をして見る必要がある」「スイングのどこで、何をしているのかを体験(実験)して見なければならない」
「手も腕も、肘も腰も脚も100通りの動きがある」「お前の身体はボロボロに傷むはずだ!」・・・「いいね!」「習う人の為に最大限の努力するんだよ!」と・・・。
「自分が真っすぐ、遠くに打つ練習は不要。時間がある限り、習う人のスイングを真似て見る、何処をどうすれば改善されるのか?工夫する。」これを長い間実践追求して来ましたが、「皆さんのお役に立てたのか?」・・・でも、それももうすぐやらなくて良くなります。
現在の「22クラブの先生達」が、引き継いでくれると信じています。

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