コースでラウンドしている時に「アプローチが全く上手く行かないんだよ!(私の同級生)」
「ダフったり、トップしたり…自信喪失中なんだ!」…「ヤマ…何とかしてくれ~!」
「ハーフが終わったらアプローチ練習場に行って見ようよ!」…と私。「SWで10~15ヤードの間に落ちるように打って見て」とボールを10球ほど用意してスイングを正面から見せて貰いました。
手ですくい上げるようなスイングでボールは高く上がっていました…但し、当たればですが。
「上手いじゃん!」…「え~、これでイイの?」…「今の打ち方は、アプローチの中でも最も難しい打ち方で…我々はレベル4と呼ぶんだよ!」…「今の打ち方でイイからボールの手前の芝生も一緒に打っちゃおうか!」…「それってダフリじゃないの?」…「レベル4は、手前の芝に当たってからボールに当たるように打つんだよ・・・当然ボールは飛ばないけど、高く柔らかいボールでしょ!」
「そうなの???」…「でも、レベル4と言うことは、やさしい順番から言うとレベル1があるんだけどやって見ない?」…「どうやるの?」
「まず、スタンスを20センチ幅にして、ボールの位置を右足のつま先前に置いて・・・」「レベル1は、レベル4と同じようにボール手前の芝も打っていいんだよ!ただ、ボールが右足の前にあるのでクラブが下降中にボールに当たることになるんだ・・・」「その時にクラブのソールが芝の上を滑り、ボールの下へ向かうことが出来るように、SWのソールが芝に付いているように構えるんだ!リーディングエッヂを突き刺すように考えないでね。」
「これでイイかな?」…「イイよ!」・・・「ソールが勝手に滑り込むからボールの手前1~2センチの芝も一緒に打っちゃえ!」
「あれ?ボールも上がるね~…簡単に当たるけどこれはダフリではないの?」…「多少ダフってもいんだよ…その調子で自信をもって両手を動かそう!」・・・「イイ感じになって来た!・・・もっと遠くへ打ってもイイ?」・・・「イイよ!やって見よう!」
「今までは、仲間に手首を固定しなければダメだ!とか、すくってはダメだ!」とばかり言われて「ダウンブローに打て!」とも・・・・。
「うん!そのせいで最初のスイングの時に頭が左に動いてトップが出ていたよ!・・・ダフリはトップすることが怖いのでインパクト前に手を止めていたんだよ。」・・・「そうなんだよ!ヤマは俺の気持ちまで読んでいたのか~」・・・「これが僕の仕事だからね!(笑)」
「ところでレッスン料は?」・・・・「熱燗1本でどうかな?」・・・「了解!」
「このやり方でボールを真ん中に置けば簡単に出るよ!次の機会ではレベル2・3もやって見よう。高いあごのバンカーも怖くなくなり、自信が持てるようになるからね !」・・・「熱燗2本にしておくよ!(笑)」
合間を埋める投稿として「アプローチ」
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