まぁやってみましょう

「平らなところに入射角45度でボールが弾んだら、反射角は何度ですか?」
通常のグランドコンディションであれば反射角も45度…。当たり前の質問にここまでは全員OK。
「では受けた22度の斜面に入射角45度(平らから見て)でボールが弾んだ場合、反射角は?」の質問に皆さんからは「???何度か分からないけど高く上がる…よね?」
正解は45+(22×2)=89となり、ボールは真上に上がり戻ってきてしまいます。
コースでアプローチがショートして、よく見かけるシーンが思い浮かんだ方、ピンと来ない方と、それぞれでしたが、実際に打席に出て、斜面台(8度)にワンクッションさせてみると、わずか8度の斜面でもボールの弾み方の変化が確認でき、皆さん納得されていました。ついでに斜面台3台(24度)にSWでキャリーさせてみました。ボールはほぼ真上に跳ねあがり、戻ってきてしまいました。教室内でピンと来なかった方も「あぁ~よくある!ある!!」と納得。「そうすると、クラブの選択はどうすればいいか?」「ワンクッションさせた場合は?」など、沢山の質問も出て、皆さんと、侃侃諤諤(かんかんがくがく)するのはとても楽しいものでした。教室の私の説明より、自分でやってみて、結果がはっきり分かると、その理解度を深められたようです。同時に、斜面台にボールをキャリーさせる膝>膝のスイングが上手くなったことも何よりの成果でした。

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