ゴルフは、今や気軽に始めることができ、道具も品揃え豊富で揃えやすく、ウエアもファッショナブルになり、プレー予約もネットで手軽にでき、だいぶ身近になってきたのでしょうか。
その昔(わりと最近のこと)ゴルフが贅沢な娯楽の一つとされていた頃、贅沢品とされていたゴルフクラブには物品税証紙が張られていました。
皆さんは、見たことがありますか?…パッティングのレッスンの際に「ちょっとこれどうかと思って、引っ張り出してきたんだよ。」と、手にされていたのはヘッドが真鍮製のL字型パターでした。そのパターが好感触だったのは、カップインする度に見せる得意げな表情から伝わってきました。そして、そのパターのシャフトには、物品税の証紙が張られていました。集合した際、皆さんに「これなーんだ?(物品税証紙)」と質問しました。お分かりになったのは、11名中2名だったので、皆さんに先ほどの説明をしました。その後そのパターは、“贅沢なパター”と皆さんから呼ばれていました。なお、物品税は消費税導入(1989年4月1日施行)と同時に廃止になりました。わりと最近のことと思っているのは私だけでしょうか。 ※写真は父が使っていたクラブに張られていたものです。
物品税証紙
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