自主トレキャンプ、チップとピッチ」タグアーカイブ

自主トレキャンプテキスト抜粋4

ピッチの基本
チップからピッチへは簡単に移行することができる。ピッチングウェッジでチップと同じワンレバー・ストロークをする。目的は高い弾道を得たいのだから、身体の中心線はちょうどボールの真上にくるようにしよう(ボールのライが良いならば)。そうするとクラブのグリップエンドは少し右に戻り、クラブフェースにもう少しロフトを与えるようになる。

チップストロークは「腕で上げ、腕で振る」、ピッチストロークは「手と腕で上げ、腕で振る」。グリップ・プレッシャーが強すぎなければ、意識的に力を加えることなく両手でフェースをスクエアに戻すだろう。また「ボディ・チップ」とか「ボディ・ピッチ」と呼べるようなチップとピッチの両方に共通するスタイルもある

 ★そのルーチンは5つのステップから成り立つ。
・見渡す・・・ライ、地形、状態のチェック。
・視覚化する・・・打とうとするショットとその結果を頭に描く。
・リハーサルする・・・練習スイング、もしくは頭の中でスイングしてみる。またはその両方行う。これだという感覚がつかめるまで。
・実行する・・・リハーサルした通りのスイングをする。
・評価する・・・ショットが良かったら、頭の記憶バンクに貯金をしよう。ミスショットだったら、正しい練習スイングを一度する。

キャンプはイイね!(+自主トレテキスト抜粋3)

2024年のサマーキャンプで千曲高原CCに行って来ました。今回は「坂本先生、堀江先生」と同じ日程で自主トレキャンプを行いました。
行きは上田駅に着くと「高橋あずさ先生」が出迎えに!そこからコースまであずさ先生の車で移動。コースに着くといつものようにフロントレストランの皆さんが笑顔で歓迎してくれました。
坂本、堀江両先生のグループが到着すると一気に、にぎやかな雰囲気で盛り上がり「やはりキャンプはイイな!」と嬉しい気分になりました。
自主トレ組は。曽我さんが「アプローチ全般の見直しとマスター!」、あずさ先生は「ドライバー!ドライバー!飛距離!」由紀枝ちゃんは「楽しむこと!」とそれぞれのテーマを持って・・・私は「兎に角、基本に帰りショットの安定!」「右目だけに慣れること!」でした。
我々は早速コースに出てラウンドスタート!由紀枝ちゃんは最初からナイスドライバーで楽しそうです。曽我さんもあずさ先生も「スイングは出来ているので、ポイントだけを指摘すれば、ナイスショットを連発でした!」つづきは次回に!
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<テキスト抜粋3>

チッピングとピッチング
PGAツアーやヨーロッパPGAツアーで活躍する世界の一流プロゴルファーでも、1ラウンドでパーオンする平均確率はほぼ13ホールである。ということは、1ラウンドにつき4回から5回はパー・セーブのためにチップかピッチを正確にしなければならないことになる。このクラスの競技になると、1ラウインドで1ストロークの差はシーズン獲得賞金にして5万ドルから50万ドルの差になりえるのだから、その違いは歴然たるものである。
ただ楽しみのためのゴルフをするハンディキャップの多いプレーヤーなら、1ラウンドでパーオンはせいぜい「2つか3つくらい」だろう。となると、ショートゲームの出来がスコアを左右する可能性を大きくする。たとえば、1ラウンドで12回ほどピッチかチップをする場面があとしよう。たった50%の確率でもそこから3打ではなく「2打でホールアウト」できれば、1ラウンドで6ストロークは縮められることになる。ゴルフを職業にしているプロフェッショナルであれ、グリーン周りショット技術が上達すると、スコアップに大きく影響する。

チップとピッチ・・・その違い
一般的に表現されているのは、ピッチとは「地面上より空中時間の方が長いショット」つまり高く打ち上げるショットで、転がりより空中を飛んでいる距離の方が長いものである。
逆にチップとは、「空中より地面上の方が長いショット」で、短い距離を飛び、その後長い距離の地面上を転がるものだ。弾道ということで言えば、すなわち「ピッチは高く、チップは低い」となる。スタイルからもこの2種類のショットを説明することができる。チップは通常、手首を固定したワンレバー・ストローク、一方、ピッチは少し手首のコックが加わりツーレバーを形成する。これは、絶対とは言えないが、一般的に正しい見方と言える。
チップとピッチの使い分け
「まず、パットでいけるかどうか。パットでは無理ならチップをし、ピッチは、それ以外に方法がない時にだけする最後の手段とする。」
この言葉の裏には、ボールを高く上げるより、転がす方がやさしいという基本的な考えがある。バックスイングを大きくとり速度が上がるほど、ミスが起こる可能性も増えてくる。