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世界の頂点と全美貞(ジョン・ミジョン)

神がかり・・・全英オープンの最終日、最終組スウェーデンのヘンリック・ステンソンと米国のフィル・ミケルソンの優勝争いは素晴らしかったですね!
解説者の報告によると優勝したステンソンが故障をして復帰をするまでの間「腰から腰までのスイング練習」を徹底的に繰り返していたそうです。インパクトゾーンの反復練習のお陰で今回の重圧がかかった時でもリズムを壊さずに戦い抜けたのでしょう。また、彼は3Wをドライビングクラブとして絶対の信頼を置いているのも参考になりました。また、ミケルソン選手の思い切りのよいスイングと「パターグリップ」も・・・。母国スウェーデンに初の「全英オープン優勝」の栄冠をもたらしたヘンリック・ステンソン選手には心から賞賛したいと思います。

また、3年以上優勝から遠ざかっていた女子プロゴルファーの全美貞(ジョン・ミジョン)がサマンサタバサ・レディストーナメントで見事に再起を果たしましたね。優勝コメントで涙ながらに「ゴルフを辞めてしまおうかと思った」と語っていました。頂点を極めた選手ならではの「苦悩の日々」だったのでしょう。
4年前までは「誰が見ても美しい理想的なスイング」をしていた彼女が「スイング改造」に取り組んだとき、心の中で「やめろ!」と叫んだことを思い出します。トップの位置を低くしてと左リストを手のひら側に折ったのを見て、「ケガをしないか?」「フックやプル」・・・「シャンク」まで予測できました。ケガはしなかったものの、球筋は不安定になり思ったところにボールを打てなくなってしましました。でも、今年になってトップの位置も左のリストも以前のようになってきていたので「今年は復活するよ!」とBIのスタッフ会議でも話していました。
本当に良かった!おめでとう全美貞さん。