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自分の尺度

先生方も大変です・・・一番辛いのは「中々、上手くならないな~」と言う生徒さんの言葉。生徒さんの気持ちも良く分かります。
私は良く、「ゴルフ歴45年、思い通りに打てたショットは8回だけです」と話します。平均すると5年に1回かな?・・・45年目なので、もうそろそろ9回目のショットが出るかもしれませんね。
もしも私が「この思い通りのナイスショットを基準にしたら」…「コースに行く度に、ミスヨットばかりでイヤになっちゃう」でしょうね。
ゴルファーは「このナイスショット」を記憶し、それが自分の実力だと思うものだから「上手くならないな」と思うのは当然なのですね。だから、継続して努力をするのですね。【もうダメだ!】と思わないのは、向上心の現れです。先生方も同じでしょ!
生徒さんと一緒に「喜びや達成感」を味わいたいものですね。

ゴルフはシンプルにイージーに学ぶべき!(1)

22クラブのレッスンの基本は3つ。(コンセプトはみんなで集い、学び、競い、そして楽しむ!)
①ゴルフはシンプルにイージーに学ぶべき!
まず、ゴルフは【少ない数でホールに入れた人が勝つ】と言う単純なゲームである。
子供たちにクラブ1本とボールを渡した時から彼らは「ゲームをすぐに理解して楽しみ出します!」・・・ところが大人がやると、これを複雑なものにしてしまうのです。
<大人の望み・・・複雑化の第1歩>
①真っすぐに
②高く
③遠くへ
④いつも、ミスなく
ここまでくれば「ゴルフゲームの本質は忘れ去られ」・・・さらに、これが付けば解決困難な事に成ってしまいます。・・・・それは・・・
⑤(他の)人より・・・。
⑥綺麗なフォームで・・・。
以上の事を望んではいけないと言っている訳ではありません。
【少ない数でホールに入れた人が勝つ】と言う単純なゲームであることを忘れずに【如何に少ない数でホールに入れるのか?】を工夫しながらゴルフを楽しむのです。スコア以外に努力の成果を示す数値はありません。地位や経験、年齢、素晴らしいクラブを持っていても関係ありません。
ゴルフは14本までのクラブを「自分勝手に自由に選択」して良い。どんなショットを打つか「自分勝手に決めて」良い。ナイスショットか否かは「自分勝手に評価」して良い。
・・・そして、別の日に「また、やり直し」が出来る。・・・・だから楽しいのかな?

次は、ショット編です。ゴルフゲームの本質【少ない数でホールに入れた人が勝つ】を忘れずに次回以降は読んで下さいね。これを忘れて取り組んでも「上達」は望めませんよ。
良いショットを打とうとしているばかりで「スコアをまとめる」事を忘れてラウンドしていませんか?