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マッチプレーとアンクル・パー(パーおじさん)

WBCアクセンチュア・マッチプレー選手権がアリゾナの砂漠の中に作られた【リッツカールトトン・カントリークラブ】で始まりました。
http://www.ritzcarlton.com/en/Properties/DoveMountain/Golf/Default.htm

初日は、64選手が出場した1回戦で松山英樹君が勝ちましたね。頑張れ!

ゴルフには皆さんが行っている「ストローク・プレー」とクラブ選手権などで採用される「マッチ・プレー」が代表的なゲーム方法です。チャップマンズトーナメントで行う「スクランブルゲーム」は4人で行うストロークプレー、Newチャップマンゲームも2人で行うストロークプレーです。
一昔前までは「マッチ・プレー」が主流でしたが、「メディア」は、多くのプレーヤーが一度に競技することが出来る「ストロークプレー」の方がスポンサーが付きやすかったせいか、この競技方法が主流になったらしいですよ。

また、皆さんが使用するスコアカードに「HDCP」と言う欄があるのはご存知ですね。
今ではあまり見かけなくなりましたが「3/4換算表」なども記載されていました。これは、アマチュアが行うマッチプレーの時に「プレーヤーのHDCPの差」により、HDCP1のホールから順番に1ストロークづつハンデを差し上げる?のに、使用されるのです。
勿論、HDCP1~18をストロークプレーの際に「自分の実力にあったホールだけ「ボギーで良い!」なんて使うのも良いでしょうね。
マスターズの創始者「球聖」と呼ばれたボビー・ジョーンズはマッチプレーが主流の時代に「対戦相手」ではなく、仮想の対戦相手として【アンクル・パー=パーおじさん】を考えだし、その「パーおじさん」と闘う事で、心理的な影響を受けず沢山の勝利を得る事が出来たそうです。
※ボビージョーンズは、アマチュアとして「グランド・スラム=世界4大トーナメントに優勝すること」を達成しました。

皆さんも、「良い対戦相手」を見つけて、落ち着いてプレーして見てはいかがでしょうか?

チャップマン報告(その1)

 2013年12月6日(金) 第34回チャップマンズトーナメントを、鶴舞カントリー倶楽部(東コース)で開催しました。
12月にしては、気温も高く最高のコンディションの中、112名の方々が3つのカテゴリーにエントリーしてプレーを楽しみました。
各カテゴリーの優勝は、以下の通りです。
ストロークプレーの部は、在籍20年の「福島カツ子さん=横浜校」
NEWチャップマンの部は、「大野勲、曽我顕さんペア=横浜校」
スクランブルの部は「小沼努、立花久美子、北本佳寿子、野村チヤ子さん=横浜校」のチーム

ベストグロス賞は、ストロークの部(女性の部)「外崎恵美子さん=馬込校」と「福島カツ子さん」、(男性の部)は、「吉松勲夫さん=馬込校」・・・外崎さんと吉松さんは初受賞でした。更に、NEWチャップマン部は「鈴木誠一、節子さんご夫妻=横浜校」、スクランブルの部は2チーム同グロスでしたが、「優勝の横浜校チーム」と「高橋譲一郎、彩子夫妻、小林君江、永沼藍さん=花見川校」が獲得しました。

全ての結果は、別途発表させて頂きます。

ここで、皆様ががお持ち帰りになった成績表の「ストロークプレーの部」の下段に「失格」との記載がありましたでしょ?
この失格は、【涙が出るほど嬉しかった!】のです。
午前のハーフを終了した時に「実は、このような事をしてしまいました!」と自己申告をしてくれたのです。

あるグリーンで、ボールマーカーをずらしたあと、元の位置に戻さずホールアウトしてしまったそうです。(誤所からのプレーになります=修正してプレーすれば1罰打)
その後、それを修正せずに次のホールの第1打(ティーショット)を打ってしまったので、その時点で【失格】となるわけです。これも、「良くルールを勉強」していたからこその「自己申告」です。
彼女が「素晴らしいゴルファーに成長した証しですね!」
失格はとても残念でしたが、この行為には【とても嬉しく、感動しました!】

美化して上げたいのですが、あえて言わせてもらいます。このような行為は当然の事。
【ゴルフファーズ・オネスティー】・・・ゴルファーは、すべて正直者である・・・これが、ゴルフの原点だから。

<ゴルフの格言>

ゴルフにレフェリーはいない。プレーヤーは、自らがレフェリーであって、
すべての問題を裁決し、処理し、責任をとらなければならないのだ。
< ホラス・ハッチンソン>

スコアを誤魔化さなかった私を褒めてくれるのは、
銀行強盗をしなかった私を褒めてくれるようなものである。
<ボビー・ジョーンズ>

以上、報告(その1でした)

休日ゴルフと名言集

最近、休日を作る事にしました。目標は「週に1日」ですが、それは無理の様です。NO業務日にして先輩(4つ年上)と久々にゴルフをしました。お互いに「新千葉のメンバー」なので即決!コースは勿論「あさぎり」・・・
私が「バックティーでイイですか?」と聞くと先輩は「え~、元気だね~」・・・・「勿論、フロントでしょ!」・・・「了解です!」と言う事でスタートホールに行って見るとバックティーの5yd前にティーマークがあり、・・・「これならバックで行きましょうよ!」と言うと「イヤ!フロントだ!」と先輩。
こんなやり取りをしながら1日中ゴルフを楽しんで来ましたが、お互いに今一つ納得が行かない結果に「よし!また近いうちにやろう!」と約束してお別れでした。先輩も「ゴルフの指導者」なので「向上心」は絶えないのですね。
今回の結果から、私が選んだ名言集は以下の通りです。

いつか幸運が訪れることを期待して、努力を続け、ボールを打ち続けなさい。
ボビー・ジョーンズ
プレーは、結果によって考えず、原因で考えるのが上達の秘訣である。
ベン・ホーガン
ちょっとした見栄が、ゲームを台無しにする。
アーノルド・パーマー

何もするな!

まだ21歳の頃、渡米した私に米国のティーチングプロ(ヘッドプロ)がアドバイスしてくれた一言を今でも思い出します。
「なあYama! ゴルフスイングは握って(G)、狙って(A)、構えて(S)、良し!(M)と思ったら、ただ後ろ(右)から・・・前へ(左)へ・・ただSWINGするだけだよ!SWING中は何もしないこと!」と言われました。「手は悪い奴なんだ!直ぐに何かしてしまう。だから、SWINGが始まったら手は何もしないことだよ!」・・・過去にもこの話をブログでしたと思いますが何回考えてもこれに付きますね。
また「ゴルフは、少ない打数でプレーした者が勝つ!」と言う単純なゲームだよ!「子供にクラブとボールを与えたら直ぐにこのゲームの特徴を掴み、楽しく競い合うよ!」・・・と。
「でも、大人がすると単純なゲームを複雑に難しくするんだ!」とも。
それに、いつも私は皆さんに冗談のように「思った通りのショットが打てるのは5年に1回かな、あとは見事なミスショットばかりだよ!」とも言います。
毎日、毎日GASPMそしてSWINGを繰り返し練習して「ナイスショット」が打てた時の「自信」をつけなければ成りません。
球聖と言われたマスターズの創始者「ボビー・ジョーンズ」は「セットアップが全て」と言っています。帝王ジャックニクラウスは「グリップが全て!」と言っています。ゴルフ界で名声を残したプレーヤー達は口を揃えて同じ表現をしていることを認めざるを得ないでしょうね。
現在、世界の4大トーナメントの一つ「全米オープン」が開催されテレビ放映されています。「コースマネジメント」の基本を学ぶにはこれが一番参考になると思いますので、スコアのまとめ方、考え方、勇気あるレイアップ・・・そして、プロでもパットやショットをミスすることをご覧ください。