22クラブでは原則として【バディーシステム】を採用しておりますが、出席者の数により臨機応変にレッスンを行っています。
スポーツ心理学的に指導法には「全習法と分習法」「イメージトレーニング」「集中法と分散法」などがあります。
全習法とは「泳げない人を、いきなり足の届かないプールに入れたり」するような、今日では無くなった方法です。・・・しかし、ゴルフレッスンでも初めての人に「じゃ、打ってみて!」なんて言う光景も見かけます。
一方「分習法」は、今日の指導ではほとんどの種目で採用されている方法で、初心者にとっても、分かり易く不安や恐れ、挫折感を持つことが少ない方法です。イメージトレーニングはご承知の通り視覚から入る情報(見た光景など)が学習効果を高めます。
また「集中法と分散法」とは、練習の間の休憩の配分の仕方で分かれます。
なぜ、22クラブの【バディーシステム】【グループレッスン】が有効かと言うと、全員の共通課題を分習法でスイング動作に入る前(グリップは、エイミングは・・・)とスイング動作(バックスイングは、トップは、10ポジションなど)のようにパーツに区切ってみんなで同時に学ぶ事が出来るようにしています。さらに、インストラクターのデモンストレーションを見ることで良いスイングやボールの飛び方の「イメージトレーニング」の効果も得られます。皆さんも「耳と目」を大いに活用して無駄なく学んでくださいね。
また、練習中に適度な休憩を入れていますが、これの目的は「体を休める」「仲間と情報交換をする」「仲間になる」「今、習ったことを整理する」と言ったようにリラックスしてまた集中する為の時間としているのです。
そして、皆さんがテーマについて理解が深まったら「集中法」で打球を多くして、その感触を体に覚えさせます。また、テーマが理解出来ていない場合は「分散法」・・・休憩を兼ねて集合してテーマの説明を繰り返します。この様に工夫してレッスンを進めています。
ある時はバディー同士が助け合い、お互いにコーチの代わりを務めます。また、バディーのプリショット・ルーティンやSWINGを見ながらテーマを再確認したり、弾道をイメージしたり、バディーと同じように身体を動かしたりします。(※見ているだけで体の筋肉は、必ず反応する事はご存じの通りです。)
ですから、コーチの指導計画と時間配分がカギになることも事実ですね。
次回は、③「ティーチング&コーチング(正しい知識と実技指導)」についても【学び上手】【習い上手】になり、各自の目標に対して結果を出す考え方として書いて行きます。
春はもうそこまで来ていますね! ご自分のレッスンノートを整理して置きましょう。
「バディーシステム」タグアーカイブ
いよいよ2016年のスタート(バディーと・・)
2016年2月8日(月)
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①「シンプルに、イージーに学ぶべき!」については・・・一応、書かせて頂きましたが、文字では限界がありますので担当の先生と良く話し合って見て下さい
②「バディーシステム(共通テーマとグル―プレッスン)」
③「ティーチング&コーチング(正しい知識と実技指導)」についても【学び上手】【習い上手】になり、各自の目標に対して結果を出す考え方として書いて行きます。
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【バディー】と言う言葉を耳にした事がある方もいるでしょうね。スキューバダイビング、海上自衛隊のレスキュー部隊(海猿?で見た)などなど。米国などでは【バデイーシステム】として、海軍、陸軍、空軍や新人研修などにも広く用いられています。
(利点として)
・経験の少ないバディ(仲間)は、単独で動作しているときよりも、経験豊富な仲間との緊密や頻繁な接触からより迅速に学習する事が出来る。
・彼らはお互いを観察し、支援することができる。
但し、効果を上げるためには、2人、又は単一のユニットとして一緒に動作するが、どちらも個人が仕事をしなければならない。
22クラブの名前の由来は、そもそも「ゴルフを通して、人と人とが安心して集うところ」と言う意味です。
また、22クラブのコンセプトも「集い、学び、競い・・・そして、楽しむ!」としているのは【みんなで!】【お互いに】【仲間と】【一人ではない!】【グループ学習】を基本的な考えだからです。
【一人でゴルフをしても面白くありません!・・・でしょ?】
【バディーシステム】を採用しているのは、これだけではありません。実際に【レッスン効率が格段に得られるからです】・・・それは、前段の「どちらも個人が仕事をしなければならない。」を守った場合に結果に表れます。
では、お互いに何をすれば良いのかを次回に書いて見ます。