プリショット・ルーティンは、普段のレッスン時から行わなければ習慣化出来るものではありません。私が各校に伺った時に「これを指導してるか否か」で生徒さんのショットは見なくてもおよそ判断が付きます。
3球交代や打席の移動などの際に、必ずプリショット・ルーティンを行っていればコースに行っても練習場と同じくらいのショットが打てるようになります。
では、22クラブ推奨のプリショット・ルーティンとは・・・。
目標(方向と距離)を決め、使用するクラブとSWINGの大きさ(速さ)、弾道イメージを決めることが先決です。そうすればそのショットをするためには何をすれば良いかが決まります。特にコントロールスイングの場合は特に重要です。
まず、ターゲットラインを決める(イメージする)
グリップ(コネクション含む)したクラブフェイスをターゲットラインに直角(目標)に向ける。
この時、両足を揃えるかまたは右足を半歩前に出す?…これは自由です。
クラブフェイスの向きが変わらないように左足を開き、続いて右足を開く。この時、グリップとコネクションが保たれていればOKです。
次は、ボールとの距離と体重配分(バランス)を確認してながら「ワッグル=小さくバックスイング」します。この時に「普段、先生からアドバイスを受けているチェックポイントの再確認」を入れて置くことが重要です。例えば「クラブ、手、肩をワンピースで同時にバックスイングに入る!」とか「右脇が開かないように肘を体の前にキープする」または「2番ポジションでシャフトとクラブフェイスがどこを向けるか?」などなど。
これでSWING(後ろへのスイング)の始動がスムーズになります。
動き出したクラブ(SWING)は途中で動き方を変えることは困難なもの・・・。いつも行っているSWINGづくりのドリル(EX:ワンハンド・スウィッシュや1・2・3ドリル、ティートウティーなど)で身についたトップ・オブ・ポジションにスムーズに納めて、「慌てず、力まず、ゆったりスイング(前へのスイング)」でフィニッシュまでSWINGを続けましょう。
100点の結果が得られなくてもこれを習慣化することで徐々にショットの精度が向上して行きます。
ちなみに私の場合思った通りのボールが打てる確率は、長年の経験から「5年に1回」見たいです。なぜなら今まで48年で思ったようにボールが打てたのは「9回」しかありませんでした。これは冗談ではなくホントの話です。思ったような弾道で思った距離に落ちて、思い通りに転がって目標に止まった回数です。あとは、48年間すべてのショットがミスショットです。でもこれが分かってからは多少のミスは受け入れることを知りました。「まっイイか!」すぐに次のショットのことを考えることにしました。「9回」の思い通りのショットのうち1回はホールインワンです・・・でも、全部で7回ホールインワンをしていますが、6回はすべてがミスショット(ラッキー)でした!
22クラブ推奨のプリショット・ルーティン
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