以前にも書きましたが、どうしても納得するようにボールが掴まりません!ゴルフに頻繁に行ってもスコアが良くなるなんてあり得ないことは良く理解しています。肝心なのは練習です。ゴルフスイングは習慣的運動分野に属します。簡単には言えば[慣れ!]考え無くても自然に身体が動かなければダメなのです!しかし、目標がなく現在は練習に行く気になれずにいます。昨夜、どうスイングをすべきかを考えてしまいます一睡も出来ませんでした(笑)そこで出した結論はステップ1の基本ドリルでした!ショルダーターン、フォーアームローテーション、つまり、回る事(=スイング)、そしてフォーアームローテーション(インパクトでフェィスをスクウェアに戻す事)でした!今さらですが、インストラクターとしてのスイング理論知識が豊富にあることが迷いを生じさせています。一つに絞れないのです(笑)
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自主トレテキスト抜粋(10)バンカー(5最後)
距離のコントロール
バンカーショットで距離をコントロールする方法には、次のような5つがある。
- 入射角度(アングル・オブ・アプローチ)
距離が短い時は急角度で、距離が長くなれば浅い角度で。
- ブレードポジション
短い距離には、フェースをオープンにするか、フェースを寝かせてロフトを大きくする。長い距離には、フェースをクローズにするか、かぶせてロフトを小さくする。(注:芝からのショットと同様、ボールの位置によってロフトは変わる。右寄りにすればロフトは小さくなり、左寄りにすればロフトは大きくなる。)
- バックスイングの大きさとペース
大きいバックスイングは、小さいスイングよりもっと大きな力を生み出すことができ、ボールをもっと遠くへ飛ばすことができる。一方、ペースも同じように結果に影響を与える。ゆっくりとしたペースで大きなバックスイングをする、もしくは速いペースで小さいバックスイングをすることで、小さいスイングでも大きなスイングと同じだけの距離、あるいは更に遠くまで飛ばすことができる。このように、ペースとバックスイングの大きさをうまく組み合わせることが必要である。
- 砂の量
ボールより後ろ(4~6インチ)を叩いて砂を多くとれば距離の短いショットになり、ボールの近く(1~3インチ)を叩いてとる砂の量を少なくすれば距離のあるショットになる。しかし、心に留めておいてほしいのはボールの近くをヒットすると距離は出るがスピンも多くかかり、ボールは地上で早くに止まってしまうことを覚えておきたい。
- フォロースルーの大きさ
短いフォロースルーは、大抵インパクト時にスピードが落ちた結果であり、大きいフォロースルーはスピードがあり距離も出ていることの現れである。どちらにしても、バックスイングの大きさはフォローすると同じくらいにするべきである。
難しい場所からのスペシャルショットを打つ場合には、しばしば上のコントロールスタイルを二つ以上組み合わせて使うことが必要になる。
★フェアウェイ・バンカーショット
ボールがフェアウェイ・バンカーの中にあり、ショットの目的が距離を得ることであれば、基本的な原則が変わる。通常の“グリーンサイド・バンカー”ショットだったら、必ず先に砂を捉えるようにしなければならないが、“フェアウェイ・バンカー”ではボールが先となる。色々な調節の多くはそのためのものである。
まず、フェアウェイ・バンカーのあごを安全に越すには、それに十分なロフトのあるクラブを選び、以下のような調節をする。
まずライを確認する。良いライなら、あまり調節を加えずに通常のスイングをする。まあまあのライなら少し角度のあるスイングにする必要があり、ひどいライの場合は、フェアウェイに出すだけにする。
- 足元を、特に右足をしっかりさせる。
- 砂に足を入れた深さと同じ分だけクラブを短く握る。
- ボールポジションはスタンスのより中央寄りへ。
- 普通のショットのようにややハンドファーストにして、ひざはあまり深く曲げずに、すっと立った感じにする。
- ガラス板の上のボールをほうきで掃くかのようにショットする。
「ボールの中央線より下、砂より上」の位置でボールとコンタクトするというイメージを描くとよい。もしライが悪く、もっと急角度にクラブを振り下さなければならない場合は、クラブフェースをややオープンにして、左にエイムをとり、一番手大きいクラブを使う。そうすれば、トーが先に来てクラブが深く砂に入ることなく、ヒールが先に来てバウンスしやすくなる。
- グリーンサイド・バンカーでするように、ボールより後ろに想定したスポットを見るのではなく、ボールのフロントエッジ(左縁、つまり狙っている方向の縁)を見るか、ボールより少し前方を見るくらいにすると、確実に砂より先にボールにクラブをコンタクトさせることができる。
バンカーでの心理学
失敗するのではないかという怖れを抱くと、筋肉には緊張が生まれる。
この緊張は筋繊維を収縮させ、身体に力が入る。身体に力が入ると、スイングが自由にできなくなり、ショットが成功する確率は下がる。否定的に考えたり悪いイメージを描いたりすると、バンカーで良いスイングができなくなってしまう。
気楽にリラックスし、そしてまた上手にバンカーショットができるという自信がなければそのリラックスもできないのである。
自主トレテキスト抜粋(8)バンカー(その3)
■バンカーの学習目標
- アドレスではフェースをややオープンに構える。
- オープンにしたフェースポジションの影響を少なくするよう、身体のラインもオープンにする。その結果としてスイングはより急角度になる。
- 身体のエイムに対しては並行、かつターゲットラインに対しては交差するようなスイング軌道で、バンカーから砂を弾き飛ばしてグリーンに乗せる。
- フォロースルーの大きさは、バックスイングの大きさと少なくとも同じくらいにする。
- 他のショットと同様、フィニッシュでは体重は左足。
■バンカープレーにおける優先順位
- サンドウェッジのデザインを理解する。どういう機能なのか、そして間違った使い方をすればデザインの効果が生かせないことを理解する。
- 砂の状態とライを判断し、それによりクラブの選択、ショットのタイプ、セットアップとスイングでの調節の仕方を決定する。
- グリップ、エイム、セットアップ、スイングテクニックにおいて、様々な調整の仕方を学ぶ。
- 飛距離をコントロールする要素、つまりスイングの大きさ、ペース、フェースの向き(ブレードポジション)、入射角(アングル・オブ・アプローチ)、とる砂の量を、経験を積んでつかむ。
- 練習やドリルをすることで、グリーンサイド・バンカーでもフェアウェイ・バンカーでも、様々な状況に合わせて打てるようにその方法を身につける。
■スタイルを選ぶ
バンカースタイルの好みは、良いプレーヤーの間でも千差万別である。だから誰にでも合うシンプルなバンカープレーの方法を見つけるのはとても難しい。簡単な方法として、芝の上からの普通のピッチショットと似たやり方で。
ボールはピッチの時よりスタンスの左寄りにする。身体の向きはピンの左を指し、バックスイングはもっと急角度に上がり、クラブはボールの位置より後ろに入る。
自主トレテキスト抜粋(7)バンカー(その2)
■グリーンサイド・バンカーショット
バンカーショットには色々と効果的なスタイルがある。次のように様々なやり方を見たり、聞いたり、読んだりすることだろう。
例えば「飛球線に沿ってプレーせよ」「飛球線と交差するようにプレーせよ」「手首のコックを早く使え」「通常のピッチショットのリストコックをせよ」「体重は左寄りに」「体重は右寄りに」「ボールの1インチ後ろを打て」「ボールの6インチ後ろを打て」「ボールは左踵近くに置け」「ボールは両足の真ん中に置け」「急角度に入るV字型のスイングをせよ」「普通のU字型のスイングをせよ」「サンドショットの時にはいつでも同じ長さのバックスイングをとれ」「ショットの大きさに合わせてバックスイングの大きさを変えよ」「フェースは初めスクエアにしてフィニッシュではブロックせよ」「フェースは初めからオープンにして普通のリリースをせよ」
こうして挙げていくときりがない。
ここで述べるテクニックは多分かなり多くのプレーヤーにとっても、一番簡単で安全かつ信頼できるものだろう。もちろん、大変に個性のあるスタイルを身につけているバンカーショットの天才はこれまでもいたし、今後も現れるだろう。しかし、彼らのスタイルを一般のプレーヤーが真似るのは難しい。立派なゴルフ指導者や一流プレーヤーの多くが認めるテクニックとは次のようなものだ。
■グリーンサイド・バンカー(ボールが浮いている場合)
- スイングをしっかりと支えるように足場を固めて滑らないようにする。但し、深くし過ぎないようにする。距離のあるショットの場合は、足場をよりしっかりさせる。
- バックスイングの大きさが制限され、そしてより急角度なスイングになるように、オープンスタンスに構える。
- アドレスポジションに合わせてクラブフェースをオープンにする。
- 通常のショットでは、アドレス時のウェイト・バランスは、左足加重でスタートする。
- クラブをカット・ピッチショットのフルショットと同じように振る。そのショットに必要な力に合わせて、バックスイングとフォロースルーの大きさを変える。
- ボールの2から4インチ後ろの砂を叩く。とは言っても、それより少し遠くても近くてもショットはうまくできる。
- 少なくともインパクトを過ぎるまでフェースをクローズにしない。(トーがヒールをより前に出さない。)
- ボールを通りすぎ、普通にフィニッシュを終えるまで、スイングの加速を続ける。
■グリーンサイド・バンカー(ボールが砂に埋まっている場合)
- スタンスにおいては通常のサンドショットよりもボールを右寄りにする。これはクラブフェースが砂により深く入るようにするためである。
- もしボールが深く埋まってしまった場合は、クラブのトーを内側に向けることでナイフのように鋭くリーディングエッジを使えるようにし、クラブが砂に入りやすいようにする。もしくはピッチングウェッジを使う。
- インパクトまで十分に加速をし、衝撃力でボールがバンカーの外にはじき出るようにする。フォロースルーをとる必要は必ずしもないが、とれば強い力を持続しやすい。
- 距離が長めで埋まったライなら、ピッチングウェッジか9番アイアンの使用を考慮する。
スイング中のインパクト前にフェースをクローズにしたりかぶせたりすると、サンドウェッジの本来持っているバウンスの利点を生かせない。間違いをしてしまうプレーヤーから、ふたつのミスの原因が学べる。
・クローズドフェース・グリップ(ストロング・グリップ)にしているか、
・アドレスでヘッドが手より先に出ているかだ。
自主トレテキスト抜粋(6)バンカー(その1)
バンカーショットについては、かなりが外開設になるので小分けにして投稿します。飽きずに読んでくださいね!きっと役に立つはずです!
★バンカープレー
普段勇気のある人でも恐れを感じてしまうショットが、バンカーショットである。しかし、5回もPGA選手権で優勝したウォルター・ヘーゲン(Walter Hagen)は言った。「バンカーショットはゴルフで最も簡単なショットだ。ボールを打たなくてよいのだから」と。
しかし、バンカーショットに必要な知識と技能がなければ不安になる。
「テクニック不足に自信の無さ」が組み合わさると、殆ど失敗するに決まっている。しかしながら、バンカープレーの原則を(そしてサンドウェッジのデザインも)理解している人なら、ある程度練習すればバンカーショットというのは楽にできるようになるものなのだ。
用 具
1931年以前、ゴルファーにとってグリーンサイド・バンカーで砂に浮いているボールをうまくショットするのは、とてつもなく難しいものだった。ボールの下の砂を叩いてボールをグリーンに乗せるショットを、ブレードの薄いニブリックでやるのは繊細な神経と技を必要とした。しかし、1931年の冬、フロリダ州ニューポートリッチーで、それを変える出来事が起こった。ジーン・サラゼンがあるアイディアを思いついたのだ。夏に全英オープンに出場することになっていた彼は、そこで出会う数々のバンカーと自分のバンカープレーについて考えていた。飛行操縦訓練を受けていたある日、飛行機のテール部分を上げるには逆にテールのフラップの昇降舵部分を下に向けなければならないということに彼は気づいた。この訓練の後でサラゼンは機械部品店に行き、何本かのニブリックのソールに鉛をつけてもらった。重さやロフトを少しずつ変えながら何百回もの試打を繰り返し、ついにサンドショットに使えそうな解答を見つけ出し、満足であった。1932年の全英オープンではそのクラブでこっそり練習し、クラブヘッドを隠すためゴルフバックの中にそのクラブを逆さまにして入れ、そして、それをホテルの部屋に持ち帰った。そして、素晴らしいバンカープレーのお陰で、その年サラゼンは全英オープン、USオープン共に優勝した。そしてその秘密が皆に知れ渡り、ひとつの新しいクラブが生まれた。バウンスソールのサンドウェッジである。
正しく設計されたサンドクラブはクラブが砂に深く入るようにではなく。上を滑る、またはバウンスするようにデザインされているのだ。ソール、もしくはフランジには次のような3つの大きな特徴がある。それらは、1)ソール・インバージョン、2)キャンバー(ソールの丸み)、3)幅である。幅の広いフランジ、インバージョンソール、大きいキャンバーは、どれもクラブが砂に深くに入らないようにするための工夫である。
自主トレキャンプテキスト抜粋5
以下に記載するのは「22クラブ」で習ったアプローチのレベル1,2,3,4の説明です。不明な点は担当の先生と話し合ってください。※決して難しくはありませんので是非、チャレンジして見て下さいね!(山室善弘)
■特殊なショット
チッピングには、パッティングストロークと似た打ち方を取り入れた方が簡単だと考えるなら、パットに近い次のような打ち方を試してみるとよい。
■オフグリーン・パット・スタイル・・・(グリーン外からのパティング)
チップ用のクラブでグリーン外からのパッティングをするのはプレーヤーによっては役に立つ。チップのセットアップで、パットをするだけのことである。クラブはほぼ垂直になり、グリップは通常より手のひらで握る型になる。この垂直に近いセットアップはクラブフェースの回転を防ぎ、クラブをライン上からはずれにくくする。クラブを立てて構えるので、ソールするとクラブのヒールは地面から離れるかもしれない。両手とグリップはターゲット方向に傾き、クラブヘッドより前に出ている。
腕はパッティングと同じように、ひじが幾分曲がる感じだ。手首をしっかりと固定させた振り子式ストローク、つまりパッティングにとても似ているストロークが使えるのだ。
■カットショット・・・
ハンディキャップの多いゴルファーにとっては、グリーンにフワッと着地する高いショットを身につけることは、クリスマスに素晴らしい贈り物を受け取るのと同じような気持ちがすることだろう。ハンディが多く、かつ低い弾道のゴルファーは、大抵アドレスではストロング・グリップで、極端なハンドファーストにすることでクラブフェースのロフトを小さくしていることが多い。このような場合、グリップを変えなくても、スタンスをオープンにし、ブレード(フェイス)をオープンにすることで、普通の弾道を得ることはできる。カットショットをするには、まず左にエイムし、それからグリップを決める前にクラブフェースをオープンにする。バックスイングでは“手と腕”を使って、そしてフォワードスイングでは“腕と身体だけ(コックをキープしたまま)”で打つ感じのスイングになる。リリース(フェースをスクエアにするため)は、グリップ・プレッシャーが適正ならば、自動的になされるはずだ。手を余計に使う必要はない。スイング軌道は身体のラインと平行になるべきであるが、クラブフェースはターゲット方向の右へボールを送り出す感じになる。(でも、実際クラブフェースは目標のすこし左である)カットショットにまだ慣れていないゴルファーにとって最も難しい部分は、正しいポールポジションを見つけることと、慣れていた打ち方に比べると同じ距離でも大きめにスイングするような感じがするがそれを間違っていないと信頼することだろう。
■ロブショット・・・
ロブショットとは、主にゆっくりとしたペースのアームスイングで、手はあまり使わない高く柔らかいショットである。ボールポジションは左になるので、両手は左の大腿の方ではなく、身体の中央近くに下ろされる。生徒には最後までグリップをしっかりとさせておく。
■カット・ロブ・・・ロブよりも高く、ふわりと上がる(距離感の訓練が必要)
カットショットとロブショットのミックス。ボールは前(左)、クラブフェースとスタンスはオープン、腕を使ったアームスイング、手は使わない動き。
■チップ・アンド・ラン、ピッチ・アンド・ラン・・・バンプ&ランともいう
自分の目の前に急勾配の土手があり、ピンがその向こうにある時にするべきショットは、チップ・アンド・ランかピッチ・アンド・ランである。土手のどのあたりをターゲットにするか。もし、芝が割合と深い場合は、ボールが丘の高い所に着地するようなショットを打たなければばらない。そうでないと、2,3回バウンドして芝につかまりボールは止まってしまうからだ。
土手の芝が「まばら」だったり、「踏みつけられている時」は、ロフトの小さいクラブを使って、2回程バウンドして止まるような低い弾道のショットが要求される。
正しいクラブ選択に加え、プレーヤーはどのくらいボールの勢いが土手に食われるのかを判断し、スイングの強さを決めなければならない。もしショットに大したスピードが要求されないなら、しっかり固定した手首のストロークで十分である。もっと強いショットが必要なら、手首のコックを加えるべきだろう。
■フロップショット(フリップショット)・・・
ボールをとても柔らかく着地させるには、手首を使ったピッチをする必要がある。バックスイングで手首を急にコックし、急角度で振りおろすきっかけにする。クラブをボールに向かって落とすように振り下し、左手首は早くほどき(アドレス位置でグリップを止める)、クラブのロフトを大きくしてボールの下に滑り込ませる。
良いライとかなりのタッチが要求される危険度の高いショットでもあるが、いったんマスターすればとても役に立つショットである。
エイジシュートでした!
連日夕食は山崎支配人が美味しいお店に連れて行ってくれて、曽我さんと私の飲み具合も絶好調、由紀枝ちゃんのパクパクと料理を片付けていました。二日目のラウンド後には曽我さんの課題であるアプローチ実習を十分に行った事とルーチンの基本を繰り返したせいか最終日の最終ハーフでは39でラウンドが出来て大満足でした!良かった、私もホッとしました(笑)
勿論、由紀枝ちゃんは終始安定したプレーでした、大変良くできました!私もルーチンの基本を守ったせいか?36、36 で久しぶりに気分良く終われました。来週8/22が私の誕生日で73歳になるなあ?と思ったのですが、そういえば千曲の36,36=72は…、[エイジシュート]じゃないですか!(笑)
自主トレキャンプテキスト抜粋4
ピッチの基本
チップからピッチへは簡単に移行することができる。ピッチングウェッジでチップと同じワンレバー・ストロークをする。目的は高い弾道を得たいのだから、身体の中心線はちょうどボールの真上にくるようにしよう(ボールのライが良いならば)。そうするとクラブのグリップエンドは少し右に戻り、クラブフェースにもう少しロフトを与えるようになる。
チップストロークは「腕で上げ、腕で振る」、ピッチストロークは「手と腕で上げ、腕で振る」。グリップ・プレッシャーが強すぎなければ、意識的に力を加えることなく両手でフェースをスクエアに戻すだろう。また「ボディ・チップ」とか「ボディ・ピッチ」と呼べるようなチップとピッチの両方に共通するスタイルもある
★そのルーチンは5つのステップから成り立つ。
・見渡す・・・ライ、地形、状態のチェック。
・視覚化する・・・打とうとするショットとその結果を頭に描く。
・リハーサルする・・・練習スイング、もしくは頭の中でスイングしてみる。またはその両方行う。これだという感覚がつかめるまで。
・実行する・・・リハーサルした通りのスイングをする。
・評価する・・・ショットが良かったら、頭の記憶バンクに貯金をしよう。ミスショットだったら、正しい練習スイングを一度する。
キャンプはイイね!(+自主トレテキスト抜粋3)
2024年のサマーキャンプで千曲高原CCに行って来ました。今回は「坂本先生、堀江先生」と同じ日程で自主トレキャンプを行いました。
行きは上田駅に着くと「高橋あずさ先生」が出迎えに!そこからコースまであずさ先生の車で移動。コースに着くといつものようにフロントレストランの皆さんが笑顔で歓迎してくれました。
坂本、堀江両先生のグループが到着すると一気に、にぎやかな雰囲気で盛り上がり「やはりキャンプはイイな!」と嬉しい気分になりました。
自主トレ組は。曽我さんが「アプローチ全般の見直しとマスター!」、あずさ先生は「ドライバー!ドライバー!飛距離!」由紀枝ちゃんは「楽しむこと!」とそれぞれのテーマを持って・・・私は「兎に角、基本に帰りショットの安定!」「右目だけに慣れること!」でした。
我々は早速コースに出てラウンドスタート!由紀枝ちゃんは最初からナイスドライバーで楽しそうです。曽我さんもあずさ先生も「スイングは出来ているので、ポイントだけを指摘すれば、ナイスショットを連発でした!」つづきは次回に!
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<テキスト抜粋3>
チッピングとピッチング
PGAツアーやヨーロッパPGAツアーで活躍する世界の一流プロゴルファーでも、1ラウンドでパーオンする平均確率はほぼ13ホールである。ということは、1ラウンドにつき4回から5回はパー・セーブのためにチップかピッチを正確にしなければならないことになる。このクラスの競技になると、1ラウインドで1ストロークの差はシーズン獲得賞金にして5万ドルから50万ドルの差になりえるのだから、その違いは歴然たるものである。
ただ楽しみのためのゴルフをするハンディキャップの多いプレーヤーなら、1ラウンドでパーオンはせいぜい「2つか3つくらい」だろう。となると、ショートゲームの出来がスコアを左右する可能性を大きくする。たとえば、1ラウンドで12回ほどピッチかチップをする場面があるとしよう。たった50%の確率でもそこから3打ではなく「2打でホールアウト」できれば、1ラウンドで6ストロークは縮められることになる。ゴルフを職業にしているプロフェッショナルであれ、グリーン周りショット技術が上達すると、スコアップに大きく影響する。
チップとピッチ・・・その違い
一般的に表現されているのは、ピッチとは「地面上より空中時間の方が長いショット」つまり高く打ち上げるショットで、転がりより空中を飛んでいる距離の方が長いものである。
逆にチップとは、「空中より地面上の方が長いショット」で、短い距離を飛び、その後長い距離の地面上を転がるものだ。弾道ということで言えば、すなわち「ピッチは高く、チップは低い」となる。スタイルからもこの2種類のショットを説明することができる。チップは通常、手首を固定したワンレバー・ストローク、一方、ピッチは少し手首のコックが加わりツーレバーを形成する。これは、絶対とは言えないが、一般的に正しい見方と言える。
チップとピッチの使い分け
「まず、パットでいけるかどうか。パットでは無理ならチップをし、ピッチは、それ以外に方法がない時にだけする最後の手段とする。」
この言葉の裏には、ボールを高く上げるより、転がす方がやさしいという基本的な考えがある。バックスイングを大きくとり速度が上がるほど、ミスが起こる可能性も増えてくる。
自主トレキャンプテキスト抜粋2
■コースマネージメントと心理学に関するその他のアドバイス
- 1番ホールでティーを地面に刺した瞬間から、スコアを数える。さもなければ、スイングしないことだ。
- 状況は必ずしもコントロールできないが、状況に対する自分の行動はコントロールできる。同じように、勝敗は必ずしもコントロールできない。コントロールできるのは、最善を尽くすか否かのみである。
- トーナメントゴルフというのは一種の幻想である。仲間との娯楽的なラウンドと競技ラウンドの相違があるとすれば、自分自身の気持ちだ。
- 競技でチャンスを得るのはどんな時か。それは最悪の結果が起こりそうな時、そのリスクを受け入れる時である。
- 各ショットの直前からショットをする間、左脳(意識)を遮断して右脳(感覚)の能力を開放することは、各ゴルファーの精神レパートリーのひとつとして必須の要素である。
- コースではいつでも距離を確認すること。そして自分の距離を正確に知っておくことだ。
- ツアーに出るようになって1年経過したプロが「何を学びましたか」と尋ねられて、最も多い答えは「忍耐、ゲームプランに忠実に従い、バーディーや幸運が来るのを待つこと」である。
- 緊張を解く最上の戦略の一つは、広い視野に立って物事を見ることだ。人生という大きな観点からすれば、取るに足らないことである。リラックスして飛ばそう。
- 失敗に伴う苦痛が大きければ大きいほど、鮮明な印象が生じる。この事実により、プレーヤーは失敗を重ねると、プラスイメージの流れが保ちにくくなる。
- すべてのチャンピオンに共通する秘訣は訓練だ。訓練とは、「本当はやりたいことをやらないこと」である。
- 相手がリードしている時ほど相手は弱い。
- 今の一打をプレーすることの大切さは誰でも知っているのに、それは滅多に実践されていない。
- 真っ直ぐ打っていても、さほど違わないのに、林や池をかかえたドッグレッグのコーナーを“ショートカット”しようとして、ダブルボギーの原因を作ってしまうことが多い。
- コースマネージメントの基本
- ティーアップでは平らな場所を見つける
- トラブルのある側にティーアップし、安全な反対側へショットをする。
- パー3(ショートホール)ではティーを使う
- ホールを通る時、ピンの位置を見ておく
- プレッシャーがかかっている時は、一番自信のあるショットをする
- 天候の悪くなった時や、アップダウンのある地形からは無理せず堅実なプレーに徹する
最後に、史上最も偉大なアマチュアプレーヤー、ボビー・ジョーンズ(Bobby Jones)から、コースマネージメントのために一言。「今まで何度も言われてきた通り、ゴルフのプレーは、1ストロークずついくしかない。しかし、そのことを本当にわかるまで何年もかかった。」