道具を手で持って、標的物に当てようとするのは、普通の感覚だと思います。
でも、それをしないのがゴルフスイング…。どうしても腕力に頼って飛ばそうとしてしまうので、ワンレバーのつもりでドライバーのフルショットをしていただきました。
反応は、「振った気がしないので、飛んでいない気がする。」「けれど、こっちの方がちゃんと当たっている気がする!?」ご本人は腕を曲げることなく伸ばしっぱなしの感覚でスイングをしていて、かなり違和感があるようでしたが、そのスイング映像をご覧いただくと、「ん…?ロボットみたいに関節を曲げないでスイングしている感じなのに、普通にしか見えないじゃないですか!」ご本人が行っている感覚と実際にやっていることとのイメージのズレを確認できたようです。
以前、BIスタッフ研修で、ブリヂストンのテストサイトへ行き、スイングロボットによる見事なまでのショットを見てきました。インパクトで余計なことをしないので、設定通りの弾道を放っていました。 どんなにデジタル化が進んでも、ゴルフプレーだけはアナログ(ヒトが行う)のままです。そして、簡単には、思うように行かなかったり、予想外の結果(良くも悪くも)が得られたりするので、ゴルフは楽しいんだと思います。一喜一憂を楽しみにして、春のゴルフを楽しんでください。…真っ直ぐにしか飛ばなくなったら、つまらないと思いますよ。(なんて、そんなこともないか…な?)
ロボットアーム
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