聖地セント・アンドリュース オールドコースで開催されていた、第150回 全英オープンが幕を閉じました。眠い目をこすりながら夜中の中継をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。「コースレッスンがあるので見るのを諦めて寝ました。」という方から「コースを見ているだけで面白かったです。」とお話がありました。入れると大変そうなバンカーが見えない所にあったり、草が生い茂っているところがあったりと、普段自分がプレーしている雰囲気とはまったく異なるコースが刺激的だったそうです。そして、コースについて調べてみると、コース設計者が記載されていないので、「誰ですか?」と質問がありました。「natureです。」とお答えし「nature」…「自然が造ったコース」、「神が創ったコース」という意味を説明すると、「うぉぉぉカッコイイ。」との反応があり、益々興味を持たれたようです。本来ならば今年、海外ゴルフトラベルでセント・アンドリュースへ行くはずだったのに…と思うととても残念でなりません。
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1年ぶりのスクール復帰
7月9日から22クラブ馬込校の7月期がスタートしました。6月初めに馬込ゴルフガーデンが閉場するお知らせがLINEや郵送のハガキ、ホームページ等で発表されました。その日は馬込でレッスンを行っていましたが昼の休憩時間に休会をしている元生徒さんが馬込に訪ねて来てくれました。およそ1年ぶりでお会いしましたが馬込がなくなってしまうことに驚き、スクールがどうなってしまうのか心配で来てくれたそうです。いつかは復帰を考えていたのが年内でスクールも無くなってしまうと言う事で復帰の手続きをしに来てくれました。本当に嬉しい限りです。
更に夕方になると10名の方が復帰をしたいと電話の連絡があったそうです。あと半年はスクールは今まで通り行って行きます。途中のスクール復帰も出来ますので是非ともご連絡をお待ちしています。以前のように皆さんとワイワイできるのが楽しみです。
傘は傘だけど
記録的な早さで梅雨明けが宣言されました。これからの季節は暑さ対策をしっかりして、ゴルフを楽しんでもらいたいです。
強い日差しから身を守るために、以前から日傘の使用をお薦めしております。ゴルフ場のカートにも用意されていますが、ゴルフ用のマイ・アンブレラ(雨、日傘兼用)をゴルフバッグに忍ばせている方も最近は増えました。レッスンの休憩時間に、私の傘を皆さんに手に取ってもらったり、ゴルフバッグの傘の収納場所を改めて確認したりしました。新たなゴルフアイテムの一つに加えたくなった方も少なくはなかった様で、「先生、実は私もゴルフバッグに傘が入っているので、私のと交換してください。」と言われました。見ると練習の時に数本入れるゴルフバッグでした。
クラブでいっぱいになっているゴルフバッグに傘が入っているのかなぁ?と覗いてみると傘は見当たらず、「???」と思っていると、サイドポケットから燕のイラスト入りの小さな傘(雨は凌げません)が出てきました。差すのではなく、振る方の傘が出てきた時は、皆さんと思わず笑ってしまいました。「残念、(私も)生憎燕の傘を持っているので!」と、交換はお断りしました。レッスンが終わると、「神宮でも暑さには気を付けるように!」と言って見送りました。…振る方の傘の意味がピンと来ない方は、神宮球場へ足を運んでください。今年「も」強いですよぉ~。
月例研修会初参加
22クラブでは100を切ったら「月例研修会」に参加が可能になります。7月12日(火)は男子・女子ともに「ブリヂストンオープントーナメント」で有名な袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コース(旧袖)が開催コースです。今回は5組20名で満員になりました。その中で初参加する方が3名いらっしゃいます。事前にホームページでコース情報を確認したり、バンカーショットの練習を馬込で行ってようです。勿論、他のコースでいろんなショットやコース戦略を試している方もいます。皆さん、しっかり準備して名門コースでのプレーを楽しみにしているようです。100を切っている方は9月・10月・11月と月例研修会を開催します。22クラブの仲間は皆さん、優しい人ばかりですしプレー前の勉強会では山室校長からのレクチャーで更なる上達のヒントを学べます。参加、お待ちしております。
スクール体験3回レッスン
22クラブ馬込校は恒例の「スクール体験、短期3回レッスン」を開催しています。木曜日の最後のクラスに高校生1年生と大学生1年生のゴルフ部に入部したばかりの方々が受講してくれています。
二人とも同じ境遇で「コロナの影響で当分の間は、部活動は行われないので」と言うことでした。クラブの握り方からスイングドリルまで何を行っても楽しそうに二人でバディーを組んで練習をしています。ネットにボールが当たると二人で大騒ぎしています。
クラスメイトの皆さんも自然と笑顔になります。私も二人を見ていると30年前の高校時代を思い出しました。最初は空振りしても楽しかったことを。二人共、女子なのでゴルフ部だからといってスパルタにならないように気を付けてレッスンしています。ゴルフが生涯の楽しみになってくれると嬉しいです。
結局は
6月のイベント週間が明け、2週間ぶりにレッスンが始まりました。
急にセットアップとスイングが変則的になっていた方がいらしたので、どうしたのかと思って聞いてみると、「○○してみたら上手く行ったから。」「○○でやった方が良かったから。」…だからと言って自分でやり易い様にやっていては、その時はいいけれど、後々上手く行かなくなってしまうことの方が多くなることをお話ししました。
理にかなった練習を工夫するのは賛成ですが、レッスンで習ったことより自分のやり易いことを続けると変な癖が身についてしまうこともお伝えしました。自分のやり易い様にやっていては、一時的に上手く行くことはありますが長続きしないものです。ウッドはいいけどアイアンはダメ(その反対も)、フルスイングはいいけれどアプローチがダメ(その反対も)という様なことが繰り返し起こります。何よりせっかくのレッスンを無駄にすることなく、習い上手になって欲しいです。
とは言え、今よりもっと良くしたいがために、色々とやってみたくなるのがゴルファーの心理なのかもしれません。スライスやフックをさせないために、高い弾道にするために、遠くに(誰よりも !?)飛ばすために等、試行錯誤したつもりが、最後はどうしたらいいか分からなくなってしまうことになります。結局は基本通りにシンプルにすればいいことに気が付かされます。調子のいい時ほど気を付けたいものです。そして、遠回りをすることなく上達をしていただきたいです。そんな遠回りをするのは私だけで十分ですから。
嬉しい期待外れ
「雨ゴルフの準備」
6月4日(土)に森永高滝カントリー倶楽部エキストラホールでショートコース実習会を開催しました。12名の方が参加しましたが全員女性です。梅雨時期ということもありレインウエアやグローブ・タオルなど持ち物の準備をスクールで何度も伝えました。当日は皆さん、集合時間の10分前に集まりゆとりを持って出発出来ました。コースに着くと天気はピーカンで雨の降る気配は一切無し。そよ風も吹いて快適な中でプレーを存分に楽しみました。帰りのバスで雨に降られなかったのは嬉しいけどレインウエアをお披露目出来なくて残念がっている方が多かったです。今日は良い天気でしたが、これからのプレーで「いつ雨が降るかも分からないのでいつもキャディーバックにはレインウエアを入れておきましょう」と伝えると皆さんから「もちろん」と元気よく返事が返ってきました。折角、お気に入りのレインウエアを買ったのだからみんなにお披露目したいですよね。その時は「元雨男」の私がご一緒させていただきますね。
できる時に
コロナ禍は続きますが、既にコロナ前と同様にゴルフを楽しまれている方もいらっしゃれば、ようやくゴルフへ行くことができるようになった方もいらっしゃいます。
ゴルフへ行ったお話しは、皆さんとても嬉しそうに話してくださいます。人それぞれではありますが少しずつゴルフが日常に戻って来たことを嬉しく思っています。ゴルフに限ったことではありませんが、ここ数年…「あの時やっておけばよかった。」「あの時行っておけばよかった。」「あの時会っておけばよかった。」と思われたことがある方は、少なくないのではないでしょうか。
レッスン中には、「やれる時を大切にしてもっとゴルフに集中して取り組もうと思います。」「コースプログラム(イベント)には、できるだけ参加します。」とお話ししてくださる方が多いです。そして、「また、いつ、何が起きるか分からないので。」と結ばれます。「また、いつか、何かが起こる?」ことは想像したくありませんが、私も「あの時もっと○○できればよかった。」と言うことが無いように日々のレッスンに臨みたいと思っています。
怪我の功名
ゴルフを長く楽しむためには、健康管理を怠ってはなりませんが、長年酷使してきた身体の様々の各部位の痛みに気づいた時には思わぬことになってしまうことがあります。
冬の間、手首の関節の手術をされた方が、この春、レッスンに復帰されました。私からは「他の皆さんとは別メニューで、小さなスイングから始めましょう。」とお話しをしました。
お医者さんからのOKが出たものの、最初は恐る恐るクラブを振られていました。ゴルフで痛めたわけではありませんが、痛めた箇所の再発が怖いので、以前の様に腕の力でクラブを振ることが無くなった結果…「なんか打感(ミート率)がとてもいいんですけど!?」もうお一方は、「昔の(大昔?)古傷がムズムズすることがあり、足首に負担がかからない様に気を付けてスイングするようになったら、苦手だった5Wがよく当たるようになりました。」とのこと。体が左右に揺れ無くなり、スイングセンターが安定していました。古傷の状態を聞いて「プチ筋トレの方法」をお話ししました。ご両名共に「怪我の功名です。」とおっしゃっていましたが、長く楽しむために無理だけはしない様にして頂きたいことはお伝えしました。私もあちこち痛い所が出てきましたが、痛みが出てから益々ゴルフへ行くのが楽しみになりました。変ですかね?
チャップマンの下見ラウンド
5月10日、生徒さんからの要望もありチャップマンズトーナメントの下見を兼ねたラウンドレッスンをPGMマリアゴルフリンクスで行ってきました。4名の参加者には先月の月例研修会で配られた「テキスト」をプレゼントさせてもらいスタート前にコースの攻略法を勉強し、更に練習はチャップマン当日を想定してパッティング・アプローチ・バンカー・ドライビングレンジと全てをルーティン化させて行いました。プレー中はテキストのコース絵にメモを取り、打ってはいけない場所には×を普段通りショット出来る場所は○印をしてテキストは○×だらけになっていました。プレーはスムーズに進み4時間15分で終了しました。グリーン周りやパッティングが苦戦していましたので私の提案でアプローチのレッスンを40分行って帰路に着きました。アプローチフィールドは誰もいなくて貸切状態で利用できて最高でした。皆さん熱心にプレー中、ミスしたショットを入念に練習していました。チャップマン当日は今の所、晴れマークです。今回の練習成果が発揮されることを願っています。