先日、山室会長のブログで、馬込閉鎖に伴いまして12月でスクール終了、22クラブは3月で終了です。とても寂しいですが、今まで活動出来た事への感謝で一杯です。私は1997年10月から、長後ゴルフクラブ(神奈川県)で活動を開始、いつの間にか25年が過ぎました。その間、22クラブ校長(ベストインダクション会長)からゴルフに関するすべてのアドバイス、手ほどきを頂きました。貴重な財産を頂き、22クラブでレッスンをさせて頂きましたが、学び足りない事が山ほど・・・です。
22クラブのコンセプトは、みんなで集い、学び、競い、そして楽しむ。健全にゴルファーを育て、日本一居心地の良いクラブになろうと目標を持った、そんな22クラブが大好きでした。クラスメイトは非常に仲が良く週1回クラス仲間と会えるのを楽しみに通って頂きました。明るいフロントの皆さん、整った教室、打席の確保をして頂きレッスンがし易く馬込ゴルフガーデン様が提供して頂いたお陰と感謝です。山室校長のブログの通り、馬込のように理解がある練習場は少なく、今までかなり恵まれていたと痛感しています。馬込ゴルフガーデンで皆さまとご一緒出来る残り少ない日々を大切にしたいと思います。横浜ゴルフプラザは4月より22クラブから引き継ぎ私がレッスンを行う予定、馬込は京浜ゴルフクラブで活動する黒沢の予定です。
ゴルフは基本から。
現在、22クラブでは、10月期のカリキュラムを行っています。特に今回は基本の見直しと復讐を兼てのカリキュラムです。クラブの握り方、狙い方、構え方、姿勢の取り方、気持ちの持ち方と基本動作があります。基本を基に、色々なライでの体重のかけ方。ポールの位置などその場その場での対応が必要になってきます。ゴルフは色々な場所から打ちます。フェアウエイ、ラフ、林の中など対応が必要ですし、上手く打つためには、最低限覚えておかなければならない事が沢山あります。
22クラブのレッスン内容は非常に 整理され、分かりやすく、覚えやすく、良く出来ているなと心から思います。スイングでスランプに陥った時やボールが曲がってしょうがない時など基本を思い出して頂き初心に立ち返る事で、ゴルフに役に立てて頂きたいです。朝晩は寒くなってきましたが、昼間は、とても過ごしやすく気持ちよくゴルフが出来ます。是非とも基本を覚えていただき参考にして頂きたいと思います。このカリキュラムを構築していただき我々インストラクターにも、伝授していただけ山室先生に感謝しています。ありがとうございました。
出会いは・・・
「出会いは馬込ゴルフガーデンから」
27歳の時に5年3ヵ月務めた会社を脱サラしてゴルフのインストラクターになりたい気持ちはあったものの大学のゴルフ部時代にお世話になったゴルフ場でキャディーのアルバイトを1年近くしていました。このままではダメだと思い、埼玉の川口に住んでいたのにも関わらず飛び込みで馬込ゴルフガーデンに電話をして面接をしてもらいました。 その時 、インストラクターの資格を持っていなかったので馬込ゴルフガーデンにNGF(米国ゴルフ財団)を紹介して頂きました。その当時、全国のNGFスクールのアドバイザーをしていたのが山室先生でした。山室先生が馬込ゴルフガーデンのスクール相談に行かれた時に私が面接に来た事を偶然?聞いてインストラクターに興味を持っている私に電話をくれました。しかし電話に出たのが私の母でした。(その時もキャディーのアルバイトに行っていたので仕方ないのですが)母から電話をもらい報告を受けましたがお前に会いたいって「ベストほにゃららって言う会社から電話があったよ」と。「馬込がどうのこうのって言ってたけど。」…で、やっと話がつながりました。直ぐに山室先生に電話をしてお会いすることになりました。初めてお会いした時のことは今でも鮮明に覚えています。鶯谷駅で待ち合わせをしていたら遠くから黒のロングコートをまとった怖そう?な男性が歩いて来ました。僕は見て見ぬふりをして「こっちに来ないで~」と願っていました。願いは叶わず黒コートの男性は僕の目の前に来ると「坂本君かな?」と声を掛けて来ました。それが山室先生との初めての出会いでした。コーヒーショップで面接をしてもらい、「一緒にやろう!」と優しく誘って頂きました。僕から「いつからですか?」と尋ねると「4月から全て予定を空けておきなさい」と仮入社をさせてもらう事になりました。4月から山室先生のカバン持ち兼運転手をさせてもらい山室先生のレッスンを見学したり移動の車中でたくさんのゴルフ講義を聞かせてもらったのは貴重な時間でした。半年もの間、付き人みたいな形でいつも山室先生と一緒にいました。慣れない事もあり、かなりハードな毎日でしたが支えになったのが「由紀枝さんの特製おにぎり」です。行きの車の中で山室先生と一緒に食べます。おにぎりの具材は僕の好物、明太子とおかかです。由紀枝さん、半年間本当に毎日、美味しいおにぎりをありがとうございました。普段のレッスン以外にコースレッスンやキャンプ、国内トラベルといつも山室先生と一緒でした。数え切れないくらい多くのコースへ連れていってもらったのも良い勉強になりました。だいぶ長文になってしまったのでコースのお話はまた次の機会に!・・・(つづく)
はじまりは珍道中から
28年前、NGF FAR EASTに勤務していた時、ゴルフインストラクター養成講座「NGF GOLF ACADEMY」の事務局を担当することになりました。当時は、日本たばこ産業の子会社へ出向をしており、ゴルフスクール開講のお手伝いをしておりました。
事務局を担当する時、当時のボスから「色々と相談に乗ってもらうといいよ。」と紹介されたのが、のちに主任講師をしていただくことになる山室先生でした。国内外のセミナー会場への往復の移動中(車、新幹線、飛行機)、セミナーのシラバス作成の相談に乗っていただいたり、出向先の運営アドバイスをいただいたりしておりました。
なんでも回答いただけることもあり、当時、私の周辺に居たインストラクターの方々とは、少し異質?異色?と言ったところでした。セミナーが全国で展開されることになると、行動を一緒にする機会が増え、ゴルフのことはもちろん、それ以外の興味深い話が聞けるのが楽しみでした。関西会場へ行く途中(車)、山室先生の体調が悪くなり袋井の病院へ駆け込んだこと、米国アリゾナでUSGAハンディキャップシステムのセミナーを受講しに行った時は、脱水症状で、救急車で病院に運ばれたこともありました。忙しい中、セミナー前はいつも寝る時間を削って準備をしていただき、かなりの無理を強いることに…(今の時代なら訴えられてしまうかな)。
出張先の夕食の時に聞ける話も面白かったものです。おかげで、日本酒の美味しい飲み方を学ぶことができました。そう言えば、停電の丹波篠山で、二人で牡丹鍋(闇鍋?)をつついたこともありましたっけ。(つづく)
秋のゴルフトラベル2022
2022年11月2日〜3日の1泊2日で栃木県のジュンクラシックカントリークラブとロペ倶楽部へ参加者9名と行って来ました。両コースともにサンドウエッジの考案者「ジーン・サラゼン」監修のコースです。2日間、快晴無風の中、半袖でプレーを楽しみました。また、私も入って「オネスト・ジョン」や「ニヤピン」を開催しました。プレー以外でも紅葉が至る所にあったり昼食は天気が良いのでテラス席で食べたり、温泉は露天風呂で源泉かけ流しでした。風呂から上がると桶の中に何故か「ヤクルト」があふれんばかりに入っていて飲み放題でした。夕食は特別に個室を用意してもらいゴルフ談義で盛り上がりました。最後にビックリしたのは二日目のプレー後に帰るまでにスパイクの掃除をしてくれた事です。今年、最後のゴルフトラベルになりますが参加して頂いた皆さん本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
国内GT(川奈・サザンクロス)報告
今回は「サザンクロスリゾート&川奈」を計画。1日目はサザンクロスゴルフコースで体慣らしのプレー。22クラブ横浜、馬込の方達は初顔合わせなのでスクランブルゲームで。「同じ場所からプレーなので、どのように狙えば良いか分かった」「ミスが少なくなれば一人でも、スコア纏められそう」「スコアを良くするのはアプローチとパットが大事なのは良く分かった!」
反省会では「タラれば」続出、予期していない優勝チームは大感激!!
2日目は川奈に移動し「大島コース」でプレー。抜群のロケーションに皆さん大感激でした。
相模湾の青く輝いている海と真っ青の空、グリーンの芝生のコントラスト抜群。良い天気で良かった。ラウンド前に「このコースは大谷光明設計、昭和初めに完成した、自然の地形を利用した格調あるコース、山坂のコースと仲良くなり楽しんで下さい」皆さんには、充分堪能していただきました。憧れの川奈ホテルは入り口からロビー、暖炉シャンデリア、ソファー、カーテン、備品他、当初のままで迎えてくれています。廊下には歴史のある写真他展示、皆さんそれを見て、一つ一つ感激し記念撮影。3日目は 「フジサンケイゴルフトーナメント」でお馴染みの「富士コース」・・・アリソン氏の設計、深いバンカー(アリソンバンカー)とグリーン、自然の地形を生かして巧みに造られ美しいレイアウトを楽しみましょう。風もなく半袖でプレー、最高のゴルフ日和、22クラブの楽しい仲間と3つの素晴らしいコースでラウンドし美味しい料理を堪能(太らないと良いですね)ご参加ありがとうございました。次回は何処にしましょうか?
赤星兄弟(四郎、六郎)
山室先生のビブログに日本オープン選手権でアマチュアの蝉川泰果選手が初優勝を果たしました!1927年(昭和2年)第1回大会は程ヶ谷カントリー俱楽部(現在の横浜市保土ヶ谷区の現在の横浜国立大学キャンパス敷地)で、プロ5名とアマチュア12名の17名で開催され赤星六郎(歴代唯一のアマ、チャンピオン)以来、95年ぶりのアマチュア優勝です。
赤星兄弟はコース設計でも有名で、六郎氏は我孫子ゴルフ俱楽部、相模原カンツリー俱楽部、四郎氏は霞が関カンツリー俱楽部(東コース)、桜ヶ丘カントリークラブ、保土ヶ谷カンツリー俱楽部(新)、富士屋ホテル仙石ゴルフコース、本厚木カンツリークラブ、葉山国際カンツリー俱楽部(エメラルドコース)など。22クラブの皆様も、幾つかのコースをプレーされているのではないでしょうか!!
最後はアナログ
教室内でPAR3の距離計算の方法を確認しました。そのホールの距離を示した標示(看板やプレート)、ティーマーカの位置(標示通り±0、標示より後ろ+、標示より前-)、ピンポジション(センター±0、奥+、手前-)、エレベーション(平ら±0、打ち上げ+、打ち下ろし-)、風(無風±0、追い風+、向かい風-)などの各項目を挙げていただきました。でも今は距離計測器を使用している方がほとんどで、「風ぐらいしか気にしていません。競技でなければエレベーション機能も使っています。」とのことでした。ゴルフもデジタル化の波が押し寄せています。私も距離計測器を使用していますが、バッテリーがプレー途中に切れてしまった時に距離計測器に頼り過ぎて自分で考えなくなるっていることに気づいたので、今は歩測をして、高低差を目で見て、風を感じて距離を計算して、最後に答え合わせをするつもりで距離計測器を利用していることをお伝えしました。今のところまぁまぁの正答率です。そして、そんなアナログ感覚もいいものだということを付け加えました。ショットの結果で「GPSが狂っている。」「この計測器はあまり正確ではない。」などの声も耳にしますが、さしずめ「今日のキャディー(アナログ)はいまいちだなぁ…。」と言ったところでしょうか。皆さんとなんだかんだ話しましたが、肝心の「ショットをする」ことだけはヒトがすることなので永遠にアナログで、だからゴルフは面白いのだということになりました。
10月期
22クラブでは、10月期が始まりました!
今まで学んできたことをノートに記入し頭の中を整理。いつも以上に力を入れてのレッスンが始まりました。皆さんから「インタークラブ・チャップマンズトーナメント出場は、あと一年間勉強をしてからと思っていたけど迷惑をかけないよう頑張って出ます」
馬込校では「コース実習会などはWebで申し込みですが、3分後には一杯でいつもキャンセル待ち、パソコン打つのが遅いのでダメね」「漏れた人対象に、別に開催お願いします!」「クラスでコースに行きたいなー、計画してください」「一月から練習できる場所ありますか?」色々な注文頂いています。何とか出来る事は頑張ります、が今まで以上にレベルアップし、そしてゴルフをもっと、もっと楽しみましょう!ゴルフプレーには最適の良い季節になりました。
フード
「先生のキャディバッグ、私の物と何か違うと思ったらカバーが付いていないんですね?」と質問がありました。カバーとはキャディバッグ上部のフードのことです。普段はクラブの出し入れをし易くするため外していること。使わない時はゴルフバッグの背中にしまってあること。宅配便でキャディバッグを送る時や、飛行機の機内に預ける時くらいにしか、取り付けないことをお話ししました。別の方からは、「フードが日焼けして色褪せてしまったので、そろそろ新しいキャディバッグが欲しい。」との相談がありました。私のフードは普段使用しないので、色褪せも無くほぼ新品同様です。むしろバッグそのものが日焼け(紫外線で)をしているので、同じ色だったはずのフードとバッグの色が違っています。白いバッグを使用している時は、はっきりとその違いが分かり、少し恥ずかしい感じがします。そうそう、フードを開けるとぬいぐるみ(ヘッドカバー)が沢山出てくる方もいらっしゃいますね。そこにもゴルフの楽しさが隠れていていいものです。でも、フードのファスナーを閉める時、中がぬいぐるみでにぎわっていて閉め辛かったり、ファスナーの部分が壊れてしまったりしている方も…。キャディバッグも使いやすさ(バッグの大きさ、入れるクラブの本数、収納ポケットの数、重さ、色など)を考慮して、お気に入りを見つけてみてください。