堀江重幸」カテゴリーアーカイブ

二軍

「アイアン、替えたんですか?」と休憩中に声を掛けられました。
私がデモンストレーションをしている時に気が付いたようです。よく見ていますね。先月から二軍のセットを引っ張り出して使っています。一軍のセットはグリップのラバーが劣化し、ツルツル滑る感じが出てきており、交換の時期を向かえています。コロナ禍で、生産ラインが止まっていたり、物流が悪かったりしているので、ゴルフクラブのパーツが世界的に不足しております。グリップ(ラバー部分)も不足しており、クラブメーカー同士で取り合いになっています。大切なグリップですから、妥協して好みでは無いラバーは使いたくないことをお話ししました。二軍と言ってもクラブ自体は気にいっていますし、一軍から二軍へ降格?した時に、ラバーを新品に交換しておいたので安心して使えています。このまま活躍すれば、一軍に返り咲きといったところでしょうか。こんな事情もあり、クラブのご注文をいただいている皆さんには納品が遅れ、ご迷惑をおかけしております。次期一軍が来るまで、もう暫くお待ちください。

古いゴルファー

2019年1月に一年前倒しでゴルフ規則の大幅な改正が行われました。プレーにおける規則はもちろん、コース内の名称も改正されています。
10年ぶりにゴルフを再開された方が、久しぶりにラウンドへ行った時のことをお話ししてくれました。ローカルルールを読んでいたら「ジェネラルエリア?ペナルティーエリア⁇」と新語に疑問??? プレーでは、グリーン上で旗竿を抜いたら「抜かなくてよくなった」とか、ドロップをしようとしたら肩の高さではなく「膝の高さから」と新しいゴルフ規則に戸惑ったそうです。そんなこともあり、改めてスクールで習おうと思いご入会されたとのこと。2019年2月の海外トラベルでタイへ行った時に倅(せがれ)を連れて行きました。出発までにゴルフの特訓をした際にも同じようなことをしており、「お前も古いゴルファーだなぁ。」と言ったことを思い出しました。併せて、ゴルフはいつでも再開できるのもいい点だと思いました。私も古いゴルファーになったのか、次のゴルフ規則改正では「ゴルフ規則 第1章 エチケット」が復活しないか、淡い期待を抱いています。

ゴルフの景色

3月に入りようやく暖かい日が戻ってきました。梅の花がほころび、桜の開花が待ち遠しい季節となりました。そんな景色も楽しみにプレーを楽しみたいものです。
ゴルフの景色はコース内だけではありません。朝早くゴルフコースへ向かう車中で、たまたま朝焼けや、日の出が見られると「何か得した気分になり、プレーでもいいことが起きそうな予感がします。」と、お話しをして下さった方がいらっしゃいます。季節、天候、スタート時間が違えば見ることのできなかった景色かもしれません。「ゴルフを始めて良かったなぁ。」とも、思うんだそうです。私も同感です。富士山を望みながら。帰りは都心の夜景を眺めながら。月夜に照らされた海を見ながら…なんてこともありました。
「ショット後に目土をしようとしたら、枯れた芝の間から緑色の新芽を発見しました。」という方もいらっしゃいました。よく見つけたなぁと思うと同時に、ちゃんと目土をしてプレーをしていることが分かり、当たり前のことながらも嬉しく思いました。春のゴルフシーズン到来を楽しみましょう。

みっちり練習してから

以前教室で、プロゴルファーはスタート前のウォーミングアップで、フルスイングだけで約100球(24球×4皿)打ってからスタートするお話しをしました。
そのことを覚えていて、ご自身のスタート前練習でやってみた方がいらっしゃいます。まずパッティング(M、L、LL、最後にS)を約30分。次にアプローチ練習場で膝>膝、腰>腰を約10分。苦手なバンカーショット15分。そして、最後にフルショットを90球してからスタートされたとのこと。これだけみっちりウォーミングアップをされたので、プレー中のショットは快調だったそうです。
多少のトラブルはご愛敬ですが、苦手なバンカーも難なく脱出できた等、楽しいラウンドができたとのことでした。「スタート前の練習は疲れるからやらない。」等と耳にすると、普段せっかくスクールに通っているのに、何もしないでスタートするのはもったいないと思うのと、少々残念にも感じます。それで良い結果が出ないと言われても…。せっかくプレーに行かれたのなら、結果は別として、スタート前練習からみっちりやった方が充実した楽しみを見つけられると思います。

波平

コンペの水平賞(前後半のスコアが同じ)、大波賞(前半スコアより後半スコアの方がよく、その差が一番大きい)のお話しではありません。
先週はスクールを休会されているたくさんの方とお会いすることができました。諸事情でしばらくゴルフから離れていたご夫妻からゴルフ再開のご挨拶に加え、「白髪増えましたねぇ…。」とも。(私)
「あれから7、8年経ち、私も波平と同い年になりましたからぁ…。」もうお一方は、コロナ禍スクールを休会されており「そろそろ復帰できそうなので。」と練習後に顔を出してくれました。ここでも「ちょっと見ないうちに白髪増えましたね。」(私)「波平と同い年ですから…。」その後レッスンの休憩時間中に、私が馬込を担当する前からスクールに通ってくださっている大ベテランの方から「いくつ(何歳)になったんですか?」と突然年齢の質問。(私)「波平と同い年です。」周りの皆さんは「ん!? 波平さんって何歳だ?」「たしか結構若かったはずでは…。」「カツオとワカメは小学生だけど、孫もいる(タラちゃん)」と盛り上がっていました。「それで、何歳なんですか?」(私)「今年の7月で波平の一つ年上です。」…まぁいいじゃないですか(ヘヘ)。

おじさん

1月期のスクールがスタートしました。
各クラス出席率もよく、皆さん開講を楽しみにして下さっていた様でした。STEP1のクラスには、緊張した面持ちのスクールデビューの方がいらっしゃいますので、クラス全員に自己紹介をしていただきました。
20代女性からは、「おじさんができるなら私にも出来ると思い、ゴルフをやってみようと思いました。」と始めるきっかけを話してくださいました。私からは、「周りをよく見てね。確認だけど、おじさんってご親戚の叔父(伯父)さんってことですよね?」とお尋ねしたところ、叔父(伯父)さんの方でした。「おじさん」とズバッと言われた男性陣はホッとしていましたが、みんなで大笑いをしました。スクールデビューの皆さんの緊張もほぐれ、楽しい雰囲気でスタートが切れました。…私は、叔父(伯父)さんではなく、おじさんのこと(私も含め)だったら「おじさんを前にして、よく言った!」と褒めちゃおうと思っていました。

毎年恒例

明けましておめでとうございます 
昨年末に「スクール説明会&レッスン体験」を担当しました。ゴルフを全くやったことが無い方が参加されることもあり、まずはゴルフコースの写真(桜、紅葉、動植物、シーサイド、ハワイ、アメリカ西海岸、スコットランド)をご覧いただくことから始めました。
数枚の写真ではありましたが、「ゴルフコースの写真を見たらやってみようと思えました。」とお話ししてくださいました。そんな写真が山ほど眠っているので、昨年の暮れから使えるように取りまとめました。写真だけではなく、たくさんの資料も同様です。毎年同じことをやっていますが、今年は取りまとめ方を変えてみました。
皆さんのゴルフがより楽しくなるようにいつでも引っ張り出せるように準備万端です。新しい楽しみも見つけてもらえるように今年も頑張ります。本年もどうぞ宜しくお願いします。

好きなクラブ

カリキュラムに沿ってテーマレッスンを行い、使用クラブをカリキュラムで決められているものから、「それでは、クラブを替えてお好きなクラブで同じことをやってみましょう。」と声をかけました。
すると「苦手なクラブでもいいですか…?」と、ご質問がありました。使用クラブを自由に選んでいただきたいとの声かけでした。日本語(指示)は難しいです。「では、得意なクラブでやってみましょう!」と指示を訂正しました。同様の掛け声を各クラスでしてみると、ドライバーを手にする方が一番多かったです。続いてハイブリッドが多く、ウエッジ類を手にされる方は少なかったです。スコアがまとまらない結果に繋がっているようにも思えました。ちなみにウエッジを手にされている方に選んだ理由を伺うと、「買ったばかりでお気に入りだから」でした。この冬の間に得意なクラブは更に磨きをかけ、苦手なクラブは克服できるようにレッスンをしていきたいです。今度は、「苦手なクラブでやってみましょう!!」と声をかけてみようと思います。どのクラブを手にするのか楽しみです。

冬でも楽しい

「寒そうですが、1月のコースレッスンに申し込みをしました。どんな服装ですればいいか分からないです。」とご質問をいただきました。
あったか肌着上下、タートルネックの長袖シャツ、セーター、冬用のブルゾン、ニット帽、これだけで、よっぽど寒い日にならなければ大丈夫であることをお伝えしました。
今の防寒具は薄手でも暖かい機能の物が多いです。あとは、暖かい飲み物とカイロがあればバッチリ(死語かな?)。ひと昔?ふた昔??前は、あったか肌着も無く、たくさん着込んでも寒かったことを思い出します。今より寒い恰好であったことは間違いありませんが、それでもモコモコに着込んで冬のゴルフを楽しみに行ったものです。元気なものでした。あとはお尻のポケットにウイスキーフラスク(スキットル)を忍び込ませるのもいいかもしれませんね。冬もゴルフを楽しみましょう!

今年も出ました!

今年も私のクラスからホールインワン達成者が出ました。
毎年誰かしら達成されています。11月に入り「今年は達成者が出ないのかなぁ」と思っていた最中に嬉しい報告が舞い込んできました。149Y、物凄い向かい風の中、キャディさんから3番手上げるようにアドバイスをもらいショットに臨んだそうです。逆光でボールの行方は分からず、グリーンへ行ってもボールは見当たらず、ホールカップを覗き込んだ息子さんと奥様(お二人とも私のクラスの方です)が見つけてくれたそうです。
「これで、ゴルフを始めたら達成したいこと三つのうち、一つクリアできました。」「あとは、スコア(男性70台、女性80台)はコツコツとやっていくことと、長生きすればいいですね(エージシュート)。」と、入会して一回目のレッスンでお話ししたことを覚えていてくださり、これも嬉しかったです。櫻井さん、おめでとうございます!