投稿者「instructor」のアーカイブ

コネクションは意外に簡単ですよ

前回「右肘を体の前に・・・」とアドバイスしたことを投稿しましたが、22クラブの先生達からも良く聞いた言葉だと思います。
コネクションを「脇を絞める」「ぎゅっと締め付ける」と勘違いしている方も多いのではないでしょうか。
コネクションは、両腕と上体の動きを連動させる・・・スイングでは重要な要素です。でも、やり方は意外に簡単です。前傾したら両腕をだらりと下げた状態で「拍手」して下さい。この時、上腕が胸に触るでしょ!これがコネクション(一体化)です。その状態でグリップした両手と両腕、そして上体(両肩)を一体にしてターゲットラインをなぞる様にバックスイングをスタートすれば、自然にダウンスイングも正しい軌道に入ってきます。
パットからドライバーまで、このテイクバック動作は同じですよ!やって見て下さいね!

右わきが空く

最近、一緒にラウンドしているホームコースのメンバーさん。スイングを一から勉強したいのですが「ゴルフの教本は何が良いですか?」との質問に「USPGAのインストラクションマニュアルブック」と言うのがありますが、読んで見ますか?・・・専門書なので膨大なページ数がありますよ。出来れば原書(英語)のままが良いのですが、どうしますか?と言うと、「原書のままで貸してください!英語は仕事で長い間使って来たので大丈夫です!」との事。
「専門的な言い回しで、解らない語句があれば遠慮なく質問して下さいね!」と本をお貸ししました。
そして2週間後の先週土曜日に、「この意味が???」といくつかの質問がありましたので、解説すると「アッ、そういう意味でしたか?」と納得顔。
プレーが進み、午後のスタートホールで7年間プロについているのですが、「右わきが空く!」と言われ続けているのですよ・・・「では、どうすれば良い(修正できる)とアドバイスされていますか?」・・・「空けないように」の繰り返しなのです!
「それでは一つだけ試して見て下さい・・・但し、やりづらければ無理にしなくて良いですから」
「アドレス時に、右の肘をお腹の前にセットして下さい。結構辛く感じますが頑張って見て!」
その時点から「今のは芯を食いました!」「今までで最高の当たりです!」「アイアンまで、ナイスショットが出ています!」・・・と、大喜びしていました。
「良かったですね!」でも、このセットアップ(左右のコネクション)は楽ではないので、我慢して続けましょうね!グローブにメモをして置くと良いですよ!
こんな、事がありました。

悪いライ(ショット)

前回、「悪いライからの選択(チョイス)」について、投稿しました。
ディボットや逆目のライからのアプローチ、泥濘み(ぬかるみ)、多くのライからのショットが発生しますが、「22クラブ」ではアプローチのクラブ選択の順序をアドバイスして来ました。
「悪いライ」からはこれが基本になりますので、再確認して置きましょうね!
大ダフリ、大トップは、絶対に避けなければなりませんね。
だからこそ➀パターでは?②7(5)~9番では?③最後がロフトの大きいウェッヂのようなクラブ選択順序にすべきです。
「悪いライ」では、あまりに良い結果を求めすぎない事が大切です。
大トップでグリーンオーバー、大ダフリは、次のショットへの精神的なプレッシャーが大きくなり、ミスショットの連続になってしまいます。
取り合えずグリーンのどこかにオン!グリーン手前まで運ぶことですよ!
※悪いライでは、少しのトップボールは、容認(OKです)しましょうね。

悪いライ(チョイス)

久慈に来ると良いスコアが出るのですが、それは距離が短いホールで凡ミスをしないように気をつけているからです。距離の長いミドルとロングが難易度が高いので、そこで思い切り攻めたいからなのです。
でも短いホールでグリーンを外した時、ディボットや逆目のライからのアプローチが残る場合があります。そこで「チョイス」は、目的をグリーンに乗れば良い、またはオーバーするよりショートした方が良いと思うようにしてダボ、トリにしないようにしています。悪いライから理想的なショットを望むことも良いのですが、「私のチョイス」はこのようにしています。皆さんも考えて見てはいかがでしょうか?

歳、相応の楽しさ

南紀白浜の旅、「白浜ゴルフ倶楽部」をラウンドして来ました。
スタートホールに立つと「狭い!」グリーンまで打ち下ろしてから強烈な上打ち上げ!・・・
ドライバーは、打ち下ろしなので低いボールで方向重視(フェイス面に集中)。「アッ!FWをよぎってしまった!」と思いきやボールは左のFWに止まっていました。「飛ばなくなった???・・・でも、ラッキー!」なんか変な感じ。
その後も、「飛ばないことを味方に?、殆どFWをキープ」
距離の短い、狭くてアップダウンの激しいコースを「スイスイ」とラウンドしてこられました。
「歳に見合った攻め方、楽しさ」・・・これも、長いゴルフ人生で良い体験(学び)でした。

方法は1つだけではありませんよ!

22クラブでレッスンを受けて頂くと「基本4ショット」と「GASPM」の二つは必ず聞いていると思います。
それに「飛球法則」と「スイング原則」ですね。でも、この法則、原則のあとに「選択」がある事はあまり詳しく説明されていないようですね!
5M1Cの「CHOICE=チョイス」と同じです。
例えば皆さんから「苦手」とよく耳にする「バンカーショット」ですが、大まかに言えば「3つのやり方」があります。※すべてダウンブロー(下に振る)
➀スクウエア・スタンスで「意識的にアウトイン」に振る。
② スクウエア・スタンスで 「ピッチショット」のように「インイン」で振る。
③オープンスタンス+オープンフェイスで、「肩(胸)の向き」に振る。
是非、試して見て下さい。「これがイイや!」と思うやり方が有れば、自信が出て来て不安が無くなると思います。その後、多様なショットにも挑戦しましょう。
「アプローチ・ショット」は「4通り(レベル1~4)」、「パッティング」にも「タップ式とストローク式」の2通りありますよ!
「1つのやり方でなければいけない!」は、各人の個性を殺してしまいます。
※先生にも遠慮なく、相談して協力して貰いましょうね!


SWINGづくり

「小さな素振り」で調整を行いますが、それは皆様が良くご存じの「コシ>コシ」スイングのことです。
プリショットルーティンでは、GASPM(スイング前)の後、インスイング(スイング動作)では、ターゲットラインに沿って右腰横に「シャフトプレーン」をなぞる様にテイクバックを正確に行います。そして、切り返してシャフトプレーンをイメージして左腰の横へ(※この時に右肘を畳んだまま、手首を捻らずにフェイスをスクウェア(インイン)に保ちます。
コシ>コシよりも上体(両肩)を大きく回せば自然にトップスイング(スイングプレーンの内側キープ)が完成するように右肘を胸の前で畳み、左腰をクラブが過ぎたらローテーションしながらフィニッシュまで動き続けます。
まるで、アプローチの延長のようでしょ!これで、コネクションの保たれた無駄のないフルスイングが完成するわけです。(※インパクトまではセンターをキープして!)
これが私のスイング調整方法です。シーズン中は、これを繰り返し「ヒザ>ヒザ」「コシ>コシ」「コシ上ワンレバー」「9時~2時」「フルスイング」とスイングを調節できるように素振りと実打を繰り返すのです。
シンプルでしょ!物足りないでしょ!でも、インパクト前後では「体幹(腹筋)」にかなりパワーを注入しますのでね!

シーズン・イン!

4月1日(土)より、私は例年通りに「シーズン・イン」しました。
早速、東イン7:46からスタートでした。
そこで茨城GCの同伴メンバーからの質問で「シーズン・インの最終調整は、どんな方法で行うのですか?」・・・
「ゴルフスクール22クラブ」で初心者にレッスンする内容と全く同じなんですよ!」と答えると「初心者と同じ?」と不思議そうな顔をしていました。
「具体的には?・・・」の質問には、「練習前のストレッチ」とプリショットルーチンを一定にしながら最も大切にしているのは「グリップです!」・・・「え~、いまさら?」
「グリップとは4つのポイントがあるのですよ!」・・・「両手の向き」「圧力」「位置(長短)」・・・そして、最も大切なのは「再現性!」・・・「再現性って何ですか?」
「毎回、同じように握ること」なんです。「グリップをいい加減にしてしまうことが、ありませんか?」・・・「トラブルショットの後」が特に多くありませんか?・・・「そう言えば、急いでしまいますね。」
「グリップ・ルーチン」を一定にして置けば、急いでいる時も「短時間」で「再現」が出来るのです。
「少し、難しく感じますが慣れてしまえば、毎日の顔洗いと同じで様になりますよ。」
あとは、エイミング(A:狙い)、セットアップ(S:ボール位置と距離)、最後はポスチャー(P:そのショットに適した姿勢)です。これは、プリショット・ルーチンを決めることで、間違いが少なくなりますよ。最後は「決断・自信」をもって「よし!」と言う気持ち(メンタル)かな?
SWINGについては、今日のプレー中の私の小さな素振りを見ていてください。あとは、昼食の時にお話しますね!
こんなやり取りで「シーズン・イン」をしました。

22クラブ

2023年3月一杯で22クラブ横浜校は終了となります。22クラブホームページに投稿するのもこれが最後になりました。
私が(有)ベストインダクションでゴルフインストラクターの見習いを始めたのが1997年10月長後ゴルフクラブからでした。山室校長にゴルフの1から~10まで学ばせて頂きました。22クラブのコンセプトは、みんなで「集い」「学び」「競い」そして・・・・楽しむ!・・・楽しくなければ、ゴルフじゃない!この言葉、考えが素晴らしいと山室校長の指導を今までずっと受けてきました。世界一のスクールと確信しています。
「エチケット、マナー、ゴルフスイング、インストラクション、技術、レッスンの進め方、トラベルの候補地 他・・・・」黒沢の出来ない事、分からない事をいつも気にしてフォローしてくださいました。分からない事が分からなく「黒沢大丈夫か?分かるか?勉強しろよ!しっかりしろ!!」愛情をもって何度もお叱りを受けましたがそのことが、私の財産になりました。(まだまだ勉強不足なので頑張ります)
本部の山室哲也社長、由紀枝さんに22クラブインストラクターの方達にもとてもお世話になりありがとうございました。
3月の締めくくりの最後で、自分は元気だと確信していた黒沢の入院騒ぎで本部には色々ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。横浜の方、京浜の方3月中の休校してしまい申し訳ございませんでした。
4月からは体調が悪くならないよう気を付けて行動します。病院の先生からは、「無理せず自分が好きだと思うことをするのが一番健康に良いですよ」と言われました。黒沢は、皆さんが「ゴルフ楽しい!」「ゴルフをやって良かった!」と思って参加して頂くのが一番の楽しさの薬!これからは横浜ゴルフプラザのレッスン、京浜ゴルフ倶楽部のプライベートレッスンを来て頂く皆様と山室校長の教訓をもとに 一層盛り上げていきたいと思います。山室会長(校長)山室社長、由紀枝さんありがとうございました。横浜、京浜の皆様これからも引き継ぎ宜しくお願いします。

今回が最後の挨拶に・・・

早いもので、今回が22クラブ日記の最後の投稿になりました。
22クラブでお世話になった皆様、ありがとうございました。
山室先生、スタッフの皆さんありがどうございました。色々お世話になりました。いざこの時が来ると、とてもさみしく感じます。
何から書いてよいのかわかりませんが、思い出はいっぱいです。八王子校の生徒さん、所沢校の生徒さんの皆さん顔が浮かびます。チャップマン、ひよこチャツプマン、キャンプ、トラベルでお会いした皆さん各スクール参加者の皆さんの顔が思い出されます。私にとって、良い思い出になりました。本当にありがとうございました。
私は、山室先生が作り上げた22クラブの教えと伝統を引き継がせて頂きます。22クラブのコンセプトである、「みんなで集い、学び、競い、そして楽しむ。」を継承させていただきながらゴルフレッスンを続けさせていただきます。ありがとうございました。